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全仏オープンテニスは25日、フランス、パリ郊外のローランギャロスで開幕し、大会第1日はシングルスの1回戦が行われた。男子では、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第6シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)、第7シードのJ・ブレーク(アメリカ)、第10シードのA・マレー(英国)ら、トップ10シードが順当に勝ち上がった。
今季全豪オープン覇者のジョコビッチは、D・グレメルマイヤー(ドイツ)に第1セットを奪われながらも、4-6, 6-3, 7-5, 6-2で逆転勝ち。ナルバンディアンはC・ベルロク(アルゼンチン)に6-2, 6-4, 6-1で、ブレークはR・シュトラー(ドイツ)に6-4, 6-1, 7-6 (7-3)で、それぞれストレート勝ち。マレーは全仏デビュー戦だった17歳のJ・イセリ(フランス)を6-2, 1-6, 4-6, 6-0, 6-2のフルセットで退けた。
A・ロディック(アメリカ)が背中の故障で欠場した今大会で、アメリカ勢のトップとなっているブレークは、「この勝利で僕が優勝戦線に入ったと証明できればいいな。この先まだ分からないけど、今日は良いスタートが切れたよ。」とコメント。アメリカ勢の全仏初戦突破は、実に2006年以来のことで、昨年は9人が出場して全員が1回戦負けに終わっていた。
先週は世界チーム選手権に参加していたブレークは、「予想より早い1回戦だった。日曜日に始まる四大大会は厳しいね。特に、ほかの大会の直後に参加するときはね。準備時間が限られてしまうし。」と日程について話した。
この日一番の波乱は、1998年覇者のC・モーヤ(スペイン)の敗退だろう。第16シードのモーヤは、E・シュワンク(アルゼンチン)に6-7 (4-7), 2-6, 7-6 (7-1), 6-4, 3-6で敗れた。22歳のシュワンクは、ファイナルセットで足の痙攣を乗り越え、4時間弱に及んだ熱戦を制した。
その他のシード勢の試合では、第19シードのN・アルマグロ(スペイン)が6-4, 7-5, 6-1でB・パシャンスキ(セルビア)に勝った一方、第32シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)がN・ラペンティ(エクアドル)に4-6, 6-4, 1-6, 6-7 (7-9)で足元をすくわれている。
残りの試合の結果は以下の通り。
M・ロペス(スペイン)=ジャン ○-× F・ダンチェビッチ(カナダ), 7-6 (8-6), 3-6, 7-5, 7-6 (7-2)
J・シャーディ(フランス) ○-× F・ジル(ポルトガル), 6-3, 6-2, 7-6 (7-1)
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) ○-× J・ウィアンナ(フランス), 6-3, 6-2, 6-3
S・デコウド(アルゼンチン) ○-× O・ロクス(ベルギー), 3-6, 6-4, 6-3, 6-7 (8-10), 6-1
J・アカスーソ(アルゼンチン) ○-× D・フルバティ(スロバキア), 6-4, 6-2, 6-4
M・ゴンサレス(アルゼンチン) ○-× R・カラヌシッチ(クロアチア), 6-3, 7-5, 4-6, 3-6, 6-2
E・ガルビス(ラトビア) ○-× S・グロイル(ドイツ), 6-4, 6-0, 6-4
J・アイズナー(アメリカ) vs. J・I・チェラ(アルゼンチン), 中断
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