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元全仏オープン女王で、女子ロシア勢の筆頭として活躍したA・ミスキナ(ロシア)が28日、ロシア市内の病院で第一子を出産したことが明らかとなった。
現在26歳のミスキナは昨年、左足つま先の怪我で1年のほとんどを棒に振り、全仏オープン1回戦敗退を最後にツアーを離脱していたが、その後妊娠を発表し、長男ジニア君を授かった。
ミスキナは、2004年の全仏オープンで女子ロシア勢として初のグランドスラム優勝を成し遂げ、ロシア女子としてはコンピューター・ランキングが始まった1975年以来で初のトップ5入りを果たし、最高で世界2位に上り詰めた。
この記録を抜いたロシア勢は、2005年に世界1位になり、今年の全豪オープンで四大大会3勝目を獲得したM・シャラポワ(ロシア)のみで、並んでいる選手も、最高2位で2004年USオープン女王のS・クズネツォワ(ロシア)だけとなっている。
最近ではコートの外でインタビュアーなどに挑戦していたミスキナは、シングルスでは2004年の全仏オープンや、ティア1大会のクレムリン・カップの2連覇(2003―04年)などを含め10勝を果たしており、ダブルスでも5個のトロフィーを獲得している。また、フェドカップではロシア代表としてチームを牽引し、初優勝した2004年と、2005年にロシアを2年連続で優勝に導いている。
現在のところ今後のツアー復帰については何も語っていないが、L・ダベンポート(アメリカ)が出産後に復活したこともあり、ママさんプレイヤーとしてコートに戻ってきてほしいところだ。
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