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パシフィック・ライフ・オープンの女子部門(ティア1、賞金総額210万ドル)は21日、シングルス準決勝を行い、今季無敗を続けてきたM・シャラポワ(ロシア)が同胞のS・クズネツォワ(ロシア)に3-6, 7-5, 2-6で敗れ、連勝が18でストップした。
第4シードのシャラポワは2年ぶりの同大会制覇を狙っていたが、昨年準優勝している第2シードのクズネツォワが2年連続の決勝進出を決めた。
シャラポワとクズネツォワは過去8回の対戦で4勝4敗で、ここ最近の試合ではシャラポワが勝利するほうが多かった。この日はシャラポワのサーブが不安定で、クズネツォワが第3セットで2度のブレークを決めて、2時間20分の熱戦をものにした。
今年は全豪オープンとドバイで優勝しているシャラポワは、この敗北で今季の連勝が止まると同時に、ロシア勢に対する連勝も11で止まった。
もう一方の準決勝では、第1シードのA・イバノビッチ(セルビア)が第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)とのセルビア勢対決を7-6 (7-3), 6-3で制して、同大会では初の決勝進出を決めた。
第1セットはブレーク合戦の末にタイブレークになったが、イバノビッチが6ポイントを連取し、そのまま逃げ切った。第2セットもイバノビッチが先行。ヤンコビッチも反撃のチャンスがあったものの、イバノビッチがそれを阻止し、最後は相手サーブを破って勝負を決めた。
これでイバノビッチはヤンコビッチとの対戦成績を5勝1敗に伸ばした。
決勝で対戦するイバノビッチとクズネツォワは、過去の対戦ではイバノビッチが4勝1敗とリードしているが、その勝利は全てフルセットの接戦の末に勝ち取ったもので、今回の対戦も激戦が予想される。
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