HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
全豪オープン(賞金総額2060万豪ドル)は15日、男子シングルスで3連覇を狙う第1シードのR・フェデラー(スイス)が1回戦を行い、D・ハートフィールド(アルゼンチン)と対戦する。
3年連続4度目の全豪制覇を目指すフェデラーは、大会前にウィルス性の腹痛により前哨戦を棄権するなど健康面が心配されたが、現在では練習も再開させている。昨年は1セットも落とさずに優勝しており、2006年決勝のM・バグダティス(キプロス)戦以来、24セット連取中となっている。
また今年はP・サンプラス(アメリカ)の持つ四大大会優勝回数記録の14勝を超えることが期待されており、今大会で13勝目を狙う。しかし、成績いかんでは2004年から続けてきた世界ランク1位の座をR・ナダル(スペイン)に明け渡すことになり、フェデラーが2回戦までで敗れ、ナダルが決勝に進んだ場合、そしてベスト8以下で終わって、ナダルが優勝した場合に、2位に降格することとなる。
大会2日目の注目選手では、王者のライバルとして昨年頭角を現した第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が登場し、B・ベッカー(ドイツ)と対戦する。昨年大会では4回戦でフェデラーに敗れたが、その後夏のモントリオールでリベンジを果たしており、今大会でも優勝候補の一角として出陣している。
また、第5シードのD・フェレール(スペイン)、第7シードのF・ゴンサレス(チリ)、第10シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)が登場する。
昨季最終戦のマスターズ・カップで決勝に進出したフェレールはE・ロジェ=ヴァセラン(フランス)と対戦。2年連続の4回戦敗退から一歩先に進みたいところ。
昨年準優勝のゴンサレスは、予選勝者のK・イコノミディス(ギリシア)と対戦。2年連続の決勝進出に向けて、まず1勝をあげたい。
ナルバンディアンは、地元出身のワイルドカード、R・スミーツ(オーストラリア)と対戦するが、前哨戦で痛めた背中の怪我が心配される。昨年は2大会で、フェデラーとナダルを破って優勝するなど打倒王者の実力を発揮している。
また元覇者の2人、2005年優勝のM・サフィン(ロシア)、2002年優勝のT・ヨハンソン(スウェーデン)も初戦を迎え、地元勢として1976年のM・エドモンドソン(オーストラリア)以来の優勝を狙うL・ヒューイット(オーストラリア)も1回戦を行う。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.