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(中国、マカオ)
アジアでエキシビション・ツアーを行っていた新旧王者、R・フェデラー(スイス)とP・サンプラス(アメリカ)が土曜日にマカオで最終戦を行い、サンプラスが世界ランク1位のフェデラーに7-6 (10-8), 6-4で勝ち、元王者の意地を示した。
韓国とマレーシアで行われた最初の2戦はフェデラーが勝利していたが、5年前に引退した36歳のサンプラスはサーブが活きるカーペットコートで実施された最後の対戦を制し、3連敗を逃れた。キャリア通算64勝を獲得しているサンプラスは、今回の勝利にもかかわらず、「僕の時代は90年代で終わった。」と、ATPツアーへの復帰は示唆しなかった。
今年四大大会で3勝し、サンプラスの四大大会14勝という記録に後2つと迫っているフェデラーは、「少し驚いているよ。彼はまだ十分にテニスが出来る。僕の憧れの選手を2度も倒してしまったのは辛かったから、彼が1度でも僕をやっつけてくれて嬉しい。」とコメント。「将来もう一度出来たらいいな。」と付け加えた。
それでも、1993年から1998年にかけて6年連続で王者に君臨したサンプラスは、フェデラーが史上最高の選手として自身の記録を塗り替えると思うと語っている。フェデラーは先週の日曜日に上海マスターズ・カップで今季8勝目、キャリア53勝目を獲得し、1年を締めくくっている。
この2人は現役時代の対戦は1度だけで、2001年のウィンブルドン4回戦で、フェデラーがサンプラスをフルセットで下している。今回のマカオでの対戦では、第1セットはサービスキープで試合が進み、タイブレークに突入。フェデラーが先に2本のセットポイントを握るが、サンプラスがそれらを防いで、逆転でセットを先取。第2セットでは、サンプラスが第9ゲームでフェデラーのサービスを破って、そのまま勝利に結びつけた。
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