HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(オーストリア、リンツ)
ジェネラーリ女子(賞金総額60万ドル、ハード)は24日、シングルス1、2回戦を行い、1回戦が免除されていた上位4シードの1人、第1シードのA・チャクエタゼ(ロシア)がF・スキアボーネ(イタリア)に6-0, 6-2で圧勝して、順当にベスト8進出を決めた。
世界ランク7位のチャクエタゼは、USオープンでベスト4入りしたが、その後の3大会では1勝3敗と調子を崩しており、2週間前モスクワでも2回戦でD・サフィーナ(ロシア)に敗れていた。それ以来の試合を行った20歳のチャクエタゼは、スキアボーネ戦では最近の不調を払拭するようなプレーで、わずか47分で試合に終止符を打った。
トップ20選手中7名が出場している今大会の最上位選手としてタイトル獲得を狙うチャクエタゼは、火曜日には上位8選手しか出場できない最終戦ツアー・チャンピオンシップスへの出場権を獲得した6人目の選手となっていた。
第4シードのサフィーナも2回戦を行い、予選から勝ち上がったK・ナップ(イタリア)を6-2, 6-2で一蹴し、8強入りを果たした。世界ランク16位のサフィーナは、今季開幕戦のゴールドコースト以来となるツアー2勝目を狙っている。
1回戦では、第5シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)が主催者推薦のF・ペネッタ(イタリア)を4-6, 6-3, 7-6(7-4)の大接戦の末に退け、辛勝で2回戦進出を決めた。18歳のバイディソバは、昨年5月のストラスブール以来ツアー優勝から遠ざかっており、今季は未だに決勝の舞台へすら進出していない。また、この夏はウィルス性疾患のため約2ヶ月間ツアー離脱を余儀なくされていた。
第7シードのT・ゴロバン(フランス)はE・ダニリドー(ギリシア)との1回戦で、4-6, 1-0とリードされたところで右膝の怪我を理由に棄権を申し入れた。19歳のゴロバンはこのところ好調を続けており、今月初めのシュトゥットガルドと、先週のチューリッヒで決勝に進出し、準優勝に輝いた(ともに世界ランク1位のJ・エナン(ベルギー)に敗れた)。
地元期待の16歳、T・パスゼック(オーストリア)はA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を6-3, 7-5で下し、2回戦進出を決めた。
今大会の優勝賞金は8万8千265ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.