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(中国、北京)
チャイナ・オープン(賞金総額50万ドル)は火曜日、ランキング4位で第1シードのN・ダビデンコ(ロシア)が1回戦に登場し、Z・フレイシュマン(アメリカ)を6-3, 6-3で下し、2回戦進出を決めた。日本期待の錦織圭(日本)は、見事予選を勝ち上がり本戦の1回戦に登場したが、第4シードのI・リュビチッチ(クロアチア)に3-6, 4-6で敗れ、実力の差を見せけられる結果となった。
これまでダビデンコはツアー通算10回の優勝を遂げているが、今季はいまだ優勝がなく、代わりに7月のソポトでの途中棄権で八百長疑惑を掛けられて世間をにぎわせている。
「マスコミでとことんたたかれて僕の評判ががた落ち。僕とは全く関係ないことなのに。」と話すダビデンコは、そんなゴタゴタを抱えつつも、USオープンではベスト4入りするなど、この夏は十分な試合結果を残していた。2回戦では、この日同じく勝利を上げたM・チリッチ(クロアチア)と対戦する。ダビデンコと同じドローのハーフには、他にトップ10選手もおらず、今大会では好成績が期待できそうだ。
昨年度覇者で第5シードで出場のM・バグダティス(キプロス)も、予選勝者のS・シュエンツオンを7-6(7-3), 7-5で倒して2回戦進出を決めた。バグダティスは昨年同大会の決勝でM・アンチッチ(クロアチア)を6-4, 6-0で破って、キプロス人として初めてのツアー優勝を上げていた。
第7シードのJW・ツォンガ(フランス)も順当に2回戦進出を決めて、同じく勝利を上げたN・キーファー(ドイツ)と2回戦で顔を合わせる。B・パシャンスキ(セルビア)とV・トロイキ(セルビア)が、ノーシード勢の中で初戦を突破している。
今大会の優勝賞金は6万9千200ドル。
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