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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープンは大会4日目の30日、男子シングルス2回戦を行い、ナイトセッションに登場した地元アメリカ期待の第6シード、J・ブレーク(アメリカ)がベテランF・サントロ(フランス)を6-4, 3-6, 6-2, 4-6, 6-4のフルセットで下し、3回戦進出を決めた。
ニューヨークの隣のコネチカット州出身のブレークは、ファイナルセットにもつれ込んだ試合では過去9戦全敗だったが、ようやく10度目にして白星を手にすることが出来た。試合後のコートサイド・インタビューでは、肩の辺りを叩きながら、「この辺におっきな猿が乗っかっていたんだけど、ようやくどこかへ行ってくれたよ。」とジョークを飛ばした。
試合は、序盤からブレークのミスが目立ち、一進一退で進んでいく。1セットオールで迎えた第3セットでは、ブレークが試合の主導権を握ったに見えたが、第4セットでサントロがラリーを続けてミスを引き出し、ブレーク合戦を制して2セットオールに持ち込んだ。
ファイナルセットに入るとサントロの足を痙攣が襲い、ゲームカウント2-3の15オールで、サントロがメディカル・タイムアウトを取って、トレーナーから治療を受けた。プレー再開後は、サントロが3ポイントを連取し、3ゲームスオールとした。
その後、深夜0時を回っても試合は続き、ブレークは4-4で迎えたサービスゲームで3本のブレークポイントを握られるが、これを全て防ぐと、次のゲームでサントロのサービスを破って、3時間25分の死闘に終止符を打った。
試合終了とともにネットに歩み寄る2人に、アーサー・アシュ・スタジアムの大観衆から大きな拍手が贈られた。サントロは、「彼は僕に『その歳で素晴らしいプレーだった。』と言ってきたから、『ありがとう、息子よ。』って答えたんだ。」とネット際での会話を明かした。
2年連続でベスト8入りしているブレークは3回戦で、M・ロドラ(フランス)を6-1, 6-3, 6-3で下したS・クーベック(オーストリア)と対戦する。
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