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(イギリス、ウィンブルドン)
ウィンブルドン3日目、第9シードのM・ヒンギス(スイス)は日本期待の中村藍子(日本)と2回戦を行い、6-1, 6-2の圧勝で3回戦進出を決めた。第3シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)もJ・ガイドソバ(オーストラリア)に6-1, 6-1と簡単に勝利を上げた。
10年前、弱冠16歳で芝の女王に君臨したヒンギスは、この日は慣れ親しんだセンターコートではなく、13番コートでの試合となった。「ラッキー13ね。」と冗談混じりに話すヒンギスは、今はテニスできることがとにかく楽しいと言う。1ヶ月前に臀部を痛め、まだ完治はしていないが、「毎日一戦一戦を大事に戦うのみ。」と、着実なステップアップを狙っている。この日の中村戦では、「スコア以上に、特に出だしは手こずった。」と語るヒンギスだが、未だ衰えない人気を糧に、今年はどこまで活躍してくれるだろうか。3回戦はL・グランビル(アメリカ)との対戦。昨年は3回戦で杉山愛(日本)に敗れている。
全仏オープンでベスト4入りを果たしたヤンコビッチは、わずか4本のミスしか出さず、48分で試合に幕を閉じた。
「2回戦でこんな素晴らしいテニスができるなんて、とても満足している。かなり集中して試合ができたし、上出来だった。実はクレーよりも自分のテニスにあっていると思う。」と、全仏オープン以上の成績を狙う勢いだ。前哨戦のバーミンガムではM・シャラポワ(ロシア)を下して優勝、先週のオルディナ・オープンでも準優勝を上げるなど、芝の大会でも絶好調だ。
その他、第16シードのS・ペア(イスラエル)ーと第18シードのM・バルトリ(フランス)も3回戦へ進出を決めたが、その他の2回戦は悪天候により中断または延期となった。
初日の雨の影響で火曜日に消化できなかった1回戦の21試合もこの日行われた。
第6シードのA・イバノビッチ(セルビア)はM・シンク(ハンガリー)を6-0, 7-6(7-3)で退けた。全仏オープンで準優勝を飾ったイバノビッチは第2セットで先にブレークを許したが、雨の中断のあと逆転に成功し、50分で試合を物にした。
その他、1回戦の主な勝者は、第12シードのE・デメンティエワ(ロシア)、第13シードのD・サフィーナ(ロシア)、第14シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)。
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