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(フランス、パリ)
全仏オープン14日目の土曜、女子シングルス決勝が行われ、J・エナン(ベルギー)はA・イバノビッチ(セルビア)を全く寄せ付けず、6-1, 6-2の一方的な試合で決着をつけ、3年連続、4度目の優勝を遂げた。今オープン3連覇は1992年のM・セレス(アメリカ)以来で、エナンはしかも今回1セットも落とさなかった。
試合の出だしは、あたかも勢いに乗るイバノビッチがリードするかに見えた。ダブルフォルトを犯すエナンからいきなりブレークを奪い1-0とし、続くサービスゲームでも40-0とリードした。ところが突然サーブが乱れた。
「最初はよかったんだけど、緊張のせいで、急にサーブのトスが狂い始めた。」と、その時を振り返るイバノビッチ。
経験に勝るエナンはこれを機とばかりに反撃に出ると、ブレークバックを決め、それからは完全な独り舞台となった。余裕さえ感じさせるプレーで点を重ねていくエナンに対し、サーブを立て直せずに自滅し、エラーの山を築いていくイバノビッチの姿はあまりにも対照的だった。
勝ったエナンは、これが6つ目のグランドスラム・タイトル。
「自分でもまだ何が起こったかわからないくらい感動している。本当にこのタイトルが欲しかった。」と、エナンは喜こびを抑えきれない様子。「このコートは私の魔法の庭、第2の故郷よ!」
実はエナンにとってこの日は他の意味でも特別な日だった。11歳のときに母親を亡くすと、それ以降家族仲が悪くなり、ここ7年間は全く疎遠となっていた。しかし、今年初めの離婚を機に、再び家族との和解を決心し、今回初めてファミリー・ボックスに家族を呼んだ。「家族の愛はとても大事。短い人生、楽しく生きないといけない。お母さん、ありがとう。」と、女王は天上の母に感謝した。
一方弱冠19歳のイバノビッチにとっては、初のグランドスラム決勝は全くの不完全燃焼に終わった。しかし、決勝こそ内容的には惨たんたるものだったが、見事準優勝となる過程で第2シードM・シャラポワ(ロシア)や第3シードS・クズネツォワ(ロシア)などの強豪を倒しており、「とても素晴らしい2週間だった。今は自信と達成感に満ちているわ。」と、結果には大満足している。
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