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(イギリス、ロンドン)
国際テニス連盟(ITF)は11日、R・フェデラー(スイス)とJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌを2006年世界チャンピオンに選出したと発表した。フェデラーは3年連続、エナン=アルデンヌは2003年以来2度目の受賞となった。授賞式は、来年の全仏オープン期間中(6月5日)に行われる予定。
今季グランドスラム3勝(全豪オープン、ウィンブルドン、USオープン)とツアー最終戦を含むツアー12勝をおさめ、不動の1位を堅持しているフェデラーは、「本当に光栄なこと。」と喜びを表明。フェデラーは、B・ボルグ(スウェーデン)、I・レンドル(アメリカ)、P・サンプラス(アメリカ)らに続き、同賞を3年連覇した4人目の選手となった。
一方のエナン=アルデンヌは、A・モレスモ(フランス)を僅差で抑えての受賞。エナン=アルデンヌは、今季全ての四大大会で決勝進出を果たし、全仏オープンでは2年連続3度目の優勝を達成した。またツアー最終戦を含む女子最多となるツアー6勝を記録し年間1位の座にも輝いた。
男子ダブルス部門では、M・ブライアン(アメリカ)/B・ブライアン(アメリカ)のブライアン兄弟が、全豪オープンとウィンブルドンを制し生涯グランドスラムを達成したことが評価され、4年連続の受賞となった。女子ダブルスは、全仏オープンを合わせツアー10勝をあげたS・ストザー(オーストラリア)/L・レイモンド(アメリカ)組が2年連続の受賞。
ジュニア部門では、男子がT・デ=バッカー(オランダ)(オランダ)が、女子はアナスタシア・パフリュチェンコワ(ロシア)がそれぞれ選出された。18歳のデ=バッカーは、ウィンブルドンJRを含め6勝を記録。15歳のパフリュチェンコワは全豪オープン、USオープンを含む6勝をあげたことが評価された。
また、車いすテニス部門では、男子がR・アメルラーン、女子がE・ヴェルジュがそれぞれ受賞した。
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