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(インド、カルカッタ)
サンフィースト・オープン(賞金総額17万5千ドル、ティア3)は土曜日準決勝が行われ、第1シードのM・ヒンギス(スイス)が第5シードのS・ミルザ(インド)に6-1, 6-0で圧勝し、日曜日に行われる決勝に駒を進めた。決勝では今年2度目のタイトルを目指す。
試合後ヒンギスは「スコアほど簡単なものではなかったわ。1ポイント1ポイントが長かった。サニア(ミルザ)の得意なフォアハンドをできるだけ避けようとプレーしたけれど、彼女のバックハンドもよくなったと思う。」と話していた。また、「今日はサーブがよかったし、様々な球種を織り交ぜようと心がけたの。試合では基本に忠実にプレーし、大事なポイントではプレッシャーをかけることが必要だけど、今日はまさにそれに沿ったプレーができたわ。」と満足げだった。
両者は過去、今季初めのドバイの大会で1度だけ対戦があり、その時はヒンギスが6-3, 7-5のスコアで勝っていた。
一方敗れたミルザは、「第2セットでチャンスが何度かあったけれど、それをものにできなかった。マルチナはボールが私のラケットから離れる前に、既に私が打つコースを予測して動いていた。彼女は素晴らしいアスリートで、コート上での動きはほんとに信じられない。」と完敗を認めていた。「ツアーで彼女ほどフィットネスがしっかりした選手は少ない。多分デメンティエワくらいね。マルチナは生まれつきのアスリートだと思う。フェデラーのように、簡単に試合をやっているように見えるわ。」
もう一方の準決勝では、97位のポウチコワが346位で予選勝ち上がりのI・トゥリャガノワを6-4, 6-4で下し決勝進出を決めた。勝利したポウチコワは、「ちょっと集中力を欠いたけど、大事な場面ではいいショットを打てた。先週、バリの大会で初めてツアーで準々決勝に進んだけど、今週は決勝まで進めてとても幸せ。」と話していた。
惜しくも決勝進出を逃したトゥリャガノワは肘を故障しており、今大会が今季初出場の試合だった。「3年ぶりのツアーだったけど、予選から勝ち上がって準決勝にまで進めて最高だったわ。これからに向けてとても自信になった。」
今大会の優勝賞金は2万8千ドル。
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