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（アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス）

カントリーワイド・クラシック（賞金総額５０万ドル、ハードコート）は金曜日準々決勝が行われ、今大会過去４度優勝している３６歳のＡ・アガシ（アメリカ）がＦ・ゴンサレス（チリ）に4-6, 6-3, 5-7で惜敗した。ゴンザレスの準決勝の相手はＡ・ロディック（アメリカ）対Ｄ・ツルスノフ（ロシア）の勝者。

惜しくも準決勝入りを逃したアガシだが、会場につめかけた満員のファンからは熱い声援が送られていた。試合後アガシは、「ツアーから離れるということは、ファンの人たちとの別れも意味するんだ。たくさんの声援には感謝しても仕切れない。」とファンとの別れを惜しんでいた。

激戦の末アガシを下したゴンザレスも、「僕はアンドレがテニスをする姿をみて大きくなったんだ。だからこそ彼との試合はとても特別なものなんだ。36歳になるというのに、15年前と同じようにテニスに対し熱いアガシには、本当に驚かされるよ。」と感慨深げだった。

この度Ｊ・コナーズ（アメリカ）を新しいコーチとして迎えたロディックは、今大会で今季ツアー初勝利を目指す。ロディックとツルスノフは２００５年のインディアナポリスの大会で過去１度対戦しており、その時はロディックが３度のタイブレークの末辛勝している。

その他の試合では、第４シードのＲ・ジネプリ（アメリカ）が第７シードのＤ・フルバティ（スロバキア）と対戦。また２００４年大会覇者で、今大会第６シードのＴ・ハース（ドイツ）は、Ｐ・ゴールドスタイン（アメリカ）と顔を合わせる。ゴールドスタインは第２シードのＬ・ヒューイット（オーストラリア）を火曜日の初戦で倒すという大番狂わせを演じている。