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(オランダ、スヘルトヘンボシュ)
ウィンブルドン前哨戦のオルディナ・オープンは、金曜日男女それぞれシングルス準決勝などが行われた。
女子部門では、地元出身のM・クライチェック(オランダ)が第1シードのE・デメンティエワ(ロシア)を1-6, 7-6 (7-5), 6-4の大逆転で下す波乱が起きた。見事逆転勝利をあげたクライチェックは、「勝利できたなんて今でも信じられないわ。今日は私のテニス人生でベストのプレーが出来たと思う。」と笑顔で話していた。クライチェックは1回戦で第3シードのF・ペネッタ(イタリア)相手に番狂わせを演じ、2回戦では昨年優勝のK・クーカロバ(チェコ共和国)を下すと、3回戦ではJ・ヤンコビッチ(セルビア・モンテネグロ)が棄権しての準決勝進出だった。
クライチェックは決勝でE・ダニリドー(ギリシア)を6-3, 3-6, 6-4で下した第2シードのD・サフィーナ(ロシア)と顔を合わせる。
ローマで決勝に進出し、全仏でもベスト8入りを果たしたサフィーナは、5月以降15勝3敗と好調を維持しており2005年のプラハの大会以来の優勝を目指す。一方のクライチェックは1月以来久しぶりの決勝進出。両者の対戦は初めて。
一方の男子部門では、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのM・アンチッチ(クロアチア)が第6シードのM・バグダティス(キプロス)を7-6 (7-4), 6-3で下し見事決勝進出を決めた。アンチッチは今大会での戦績を12勝2敗に伸ばした。アンチッチは昨年の今大会でツアー初優勝を飾っており、今季3度目の決勝進出。最近の20試合では17勝と好調を持続している。
アンチッチは決勝でJ・ヘルニチ(チェコ共和国)と顔を合わせる。ヘルニチは準決勝で今大会の台風の目となっていたF・セラ(フランス)を6-2, 7-6 (7-3)で下した。セラは2回戦で第2シードのT・ロブレド(スペイン)を下すと、木曜日の準々決勝では第7シードのJ・C・フェレーロ(スペイン)に土をつけていた。過去13大会すべてにおいて3回戦以上に進んでいなかったヘルニチは、自身初めてのツアー決勝進出となっている。
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