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（ベルギー、アントワープ）

水曜日に行われたプロクシムス・ダイアモンド・ゲーム（賞金総額60万ドル、ティア2）の2回戦にトップシードで地元の期待を背負うＫ・クレイステルス（ベルギー）が登場したが、思わぬ苦戦を強いられた。

上位4シード選手は1回戦が免除され2回戦からの登場となっているため、クレイステルスにはこれが3週間ぶりの試合となり、そのせいか出だしも鈍く、Ｔ・ゴロバン（フランス）に4-6, 7-6(7-4), 7-5の接戦の末に競り勝ち、辛くも準々決勝へ駒を進めた。
金曜日に行われる準々決勝ではＤ・サフィーナ（ロシア）と対戦する。サフィーナはＫ・シュレボトニック（スロベニア）を6-2, 6-4で下しての勝ち上がりだった。

2004年に今大会で優勝を上げているクレイステルスは、先月行われた全豪オープンの準決勝の対Ａ・モレスモ（フランス）戦で右足首の捻挫のため棄権を強いられ、それ以後試合を行っていなかった。

そのモレスモは、その後全豪オープンで優勝を上げ、自身初のグランドスラムのタイトル獲得に成功し、先週パリで行われたフランスガス・オープンでも決勝でＭ・ピアース（フランス）を退け2大会連続優勝を果たしている。
今大会でも昨年に続く連覇を狙うモレスモは、木曜日の2回戦でＩ・ベネソバ（チェコ共和国）と顔を合わせる。

水曜日行われたその他の試合では、第4シードのＮ・ペトロワ（ロシア）がＡ・イバノビッチ（セルビア）を7-5, 6-3で破りベスト8入りを果たした。

Ｅ・ダニリドー（ギリシア）もＫ・クーカロバを6-4, 6-1で倒し準々決勝進出を決めた。その準々決勝では第5シードのＥ・デメンティエワ（ロシア）とＭ・ドマホウスカ（ポーランド）の勝者とベスト4をかけて争う。

その他、残りの1回戦2試合も行われた。Ｋ・ペシュキ（チェコ共和国）が予選から勝ち上がったＫ・シュプレム（クロアチア）を6-1, 6-2で一蹴し、2回戦では第6シードのＰ・シュニーダー（スイス）と顔を合わせる。