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(オーストラリア、メルボルン)
大会2日目を迎えた全豪オープン、第1試合の女子シングルス1回戦に登場した日本期待の浅越しのぶ(日本)は、新鋭S・ペア(イスラエル)と対戦し、3-6, 6-1, 6-4の逆転でペアを下して、2回戦進出を決めた。
浅越は序盤からペアの強烈なフォアハンドショットに苦しめられ、ミスを重ねてなかなかペースをつかめずにいたが、第2セットに入ってリズムを掴むとセットオールに持ち込んで試合を振り出しに戻すことに成功。第3セットでも5-3とリードして、サービング・フォー・ザ・マッチをペアに破られるものの、次のゲームをブレイクバックして勝利を決めた。
その他女子の1回戦では、第5シードのM・ピアース(フランス)が6-1, 6-1で地元オーストラリアのN・プラット(オーストラリア)に快勝。1995年に全豪オープンで優勝し、昨年も四大大会決勝に2度進んだピアースは、第1、第2セットともにプラットに1ゲームしか与えない完璧な内容で、わずか52分で初戦を片付けている。
試合後のインタビューでは、「この2年間、ハードトレーニングを積んできたおかげで、徐々に身体の調子が良くなってきている。昨年ようやく形になってきたが、今年はそれをさらに上向けていきたい。」と語った。
また、第7シードのP・シュニーダー(スイス)がE・ダニリドー(ギリシア)に6-4, 6-3で、第12シードのA・ミスキナ(ロシア)がY・フェダク(ウクライナ)に7-6(6), 6-1で、それぞれ勝利している。
男子では、第1シードのR・フェデラー(スイス)が6-2, 6-3, 6-2という危なげない試合運びで主催者推薦枠のD・イストミンを下して、順当に2回戦に駒を進めている。
フェデラーはインタビューの際に、「優勝候補として試合に臨むとき、一番重要なのはコンディションに慣れるということだと思うよ。今日は、彼(イストミン)のサーブが良くて、僕のリターンからたくさんのチャンスを与えてしまった。だから、ラリーが続かなかったし、リズムをつかめなかったんだ。それでも、気持ちよく勝てたと思っている。それが一番大事なことだからね。」とコメントしている。
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