テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間10日(現地9日)、男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第10シードのB・シェルトン(アメリカ)を7-6 (7-2), 6-4, 6-4のストレートで破り、2年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。
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23歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2023年のベスト4となっている。
初制覇を狙う今大会は1回戦で世界ランク95位のL・ナルディ(イタリア)、2回戦で同93位のA・ブキッチ(オーストラリア)、3回戦で同52位のP・マルティネス(スペイン)を下し4回戦に進んだ。
そして7日に行われた4回戦では、第19シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。右胸付近を負傷したディミトロフの棄権により思わぬ形で8強入りしたシナーだったが、自身もこの試合の序盤で転倒し右肘を負傷し試合中にメディカルタイムアウトも取得していた。試合後の会見ではサーブとフォアハンドの際にかなり痛みがあったと話し、8日にMRI検査を受けると明かしたことから状態が心配されていた。
22歳で世界ランク10位のシェルトンとの顔合わせとなった準々決勝、両者ともにキープを重ね突入したタイブレークでシナーは、先にミニブレークを許しポイントを先行されたものの、その後シェルトンのダブルフォルトなどにより4度のミニブレークを奪って先行する。
続く第2セット序盤には、シェルトンの強烈なサーブをリターンした際に右肘を気にする仕草を見せたシナーだったが、第10ゲームでブレークに成功し、このセットもものにして勝利に王手をかける。
第3セットに入ってもシナーの勢いは衰えず、1度もブレークポイントを与えることなく安定してキープを続け、第10ゲームでブレークを奪い勝利を収めた。
勝利したシナーは準決勝で第6シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第22シードのF・コボッリ(イタリア)の勝者と対戦する。
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