坂本怜 錦織圭ら抑え最年少で複数V

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坂本怜(マイアミOP)
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男子テニスのケーリー・テニス・クラシック(アメリカ/ケーリー、ハード、ATPチャレンジャー)は日本時間7日(現地6日)、シングルス決勝が行われ、世界ランク291位の坂本怜が第2シードのL・ドラクセル(カナダ)を6-1, 6-4のストレートで下し、チャレンジャー大会で約7ヵ月ぶり2度目の優勝を飾った。また、坂本はATPチャレンジャー大会を複数回制した史上最年少の日本人選手となった。

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19歳の坂本は今大会、1回戦で第7シードのN・メヒア(コロンビア)、2回戦で世界ランク325位のP・マロニー(アメリカ)、準々決勝で第1シードのT・スクールケイト(オーストラリア)、準決勝で第8シードのP・キプソン(アメリカ)を下し決勝に駒を進めた。

世界ランク147位のドラクセルとの顔合わせとなった決勝戦、坂本は8本のサービスエースを決めファーストサービス時に83パーセントの確率でポイントを獲得。相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは3度のブレークを奪い、1時間37分で優勝を決めた。

坂本がチャレンジャー大会で優勝するのは昨年12月の四日市チャレンジャー(日本/四日市、ハード、ATPチャレンジャー)以来、約7ヵ月ぶり2度目。

第1シードと第2シードを含め、シード勢4名を退ける快進撃でのタイトル獲得となった。

また、坂本は19歳12日で2度目のATPチャレンジャー大会制覇を達成。これは20歳2ヵ月の西岡良仁と20歳4ヵ月の錦織圭の記録を抜き、日本勢で史上最年少記録となった。

さらに、坂本はこの優勝により75ポイントを獲得。12月17日に開幕する20歳以下の選手で年間獲得ポイント上位8選手が出場できる、20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)への出場権をかけた「Race to Jeddah」で9位に浮上し、出場を射程圏内に捉えた。

2025年7月8日時点の「Race to Jeddah」トップ10は以下の通り。

■1位…J・メンシク(チェコ)
1,880ポイント

■2位…J・フォンセカ(ブラジル)
975ポイント

■3位…L・ティエン(アメリカ)
600ポイント

■4位…D・プリシュミッチ(クロアチア)
264ポイント

■5位…A・ブロックス(ベルギー)
215ポイント

■6位…N・バサバレディ(アメリカ)
209ポイント

■7位…R・パチェコ メンデス(メキシコ)
206ポイント

■8位…M・ランダルーセ(スペイン)
194ポイント

---------出場圏-----------

■9位…坂本怜
168ポイント

■10位…F・チナ(イタリア)
161ポイント


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(2025年7月8日16時35分)
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