モンフィス 健闘も無念の途中棄権

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モンフィス
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テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、世界ランク41位のG・モンフィス(フランス)と第21シードのB・シェルトン(アメリカ)の男子シングルス4回戦が行われたが、モンフィスが6-7 (3-7), 7-6 (7-3), 6-7 (2-7), 0-1の時点で棄権を表明。これによりシェルトンがベスト8進出を果たした。

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モンフィスは今月行われたASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)で1年3ヵ月ぶり13度目のタイトルを獲得。38歳4ヵ月でのツアー制覇は、1990年にATPツアーが創設されて以降、史上最年長記録となった。

そのモンフィスは1回戦で第30シードのG・ペリカー(フランス)、2回戦で世界ランク101位のD・アルトマイヤー(ドイツ)、3回戦で第4シードのT・フリッツ(アメリカ)を破り4回戦へ駒を進めた。

一方、22歳で世界ランク20位のシェルトンは同大会3度目の出場。最高成績は2023年に記録したベスト8となっている。今大会は1回戦で同35位のB・ナカシマ(アメリカ)、2回戦で同182位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)、3回戦で第16シードのL・ムセッティ(イタリア)を下しての勝ち上がり。

初の顔合わせとなった4回戦の第1セット、両者ともにキープを重ね迎えたタイブレークをシェルトンが制す。

続く第2セットでも両者1度もブレークを許さず再びタイブレークを迎えると、モンフィスは粘り強いプレーでシェルトンのミスを引き出すことに成功し、このセットを取り返す。

第3セットでは両者1度ずつブレークに成功するが、この試合3度目のタイブレークに突入。モンフィスは2-1から6ポイント連取されこのセットを落とし後がなくなる。

そして第4セット、第1ゲームでいきなりブレークを許したモンフィスは第2ゲームの途中で棄権を表明し、4回戦敗退が決まった。

勝利したシェルトンは準々決勝で世界ランク55位のL・ソネゴ(イタリア)と対戦する。ソネゴは4回戦で予選勝者で同121位のL・ティエン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。

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