男子テニスのイントゥルム・ストックホルム・オープン（スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250）は２０日、シングルス決勝が行われ、第４シードのＤ・シャポバロフ（カナダ）がＦ・クライノビッチ（セルビア）を6-4, 6-4のストレートで破り、悲願のツアー初タイトルを獲得した。

この試合、シャポバロフは１６本のサービスエースを決めるなど、ファーストサービスが入ったときに９３パーセントの高い確率でポイントを取る。リターンゲームでは初対戦のクライノビッチから２度のブレークに成功し、１時間２４分で勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには優勝した２０歳のシャポバロフのコメントを掲載した。

「僕は今とても幸せで、本当に誇りに思っている。僕とチームのみんなはトロフィーを掲げるこの位置につくために一生懸命動いてきた。カナダ人としてこの大会を初めて制したことも素晴らしいと感じる。優勝ボードにたくさんの凄い選手の名前があった。ここに僕の名も加わると思うとワクワクする」

「試合ではサービスさえコントロールできれば大丈夫だと言い聞かせてきた。第２セットでは少し難しかったが、辛抱強く戦うことができた。いずれブレークできると信じていた」

一方、敗れた２７歳のクライノビッチは、ツアー初優勝を飾ることはできなかった。

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