女子テニス協会のWTAは１２日、ファン投票によって決まった２０２５年シーズンのショット・オブ・ザ・イヤーを発表。２月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000）準決勝で
Ｋ・ムチョバ（チェコ）が放ったスーパーショットが選ばれた。
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C・タウソン（デンマーク）との顔合わせとなったこの試合、第３セットでムチョバはタウソンの放ったドロップショットに素早く反応して拾い上げたものの、コート後方ががら空きとなり、タウソンの放ったロブは確実に決まると思われた。
しかしその予想は外れ、ムチョバはベースラインまで全力で戻り、見事なまた抜きロブショットを放ってポイントを奪取。この一打は２月の「ショット・オブ・ザ・マンス」にも選ばれている。
試合はタウソンがフルセットの末に勝利したが、同大会でのベスト４進出はムチョバとって今シーズン屈指の好成績となった。
現在、チェコ勢２番手の位置についている２９歳のムチョバは、世界ランク１９位で今季を終了している。
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