男子テニスのHSBC チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は17日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)がラッキールーザーで本戦入りした世界ランク86位の
A・ウォルトン(オーストラリア)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下し芝コート初戦を白星で飾るとともに、3年連続3度目の初戦突破を果たした。
>>サバレンカ、ガウフら ベルリン テニスOP組合せ<<22歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは3年連続3度目。2023年には優勝を飾っている。
そのアルカラスは今大会から芝コートシーズンを開始し、1回戦で世界ランク28位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)の棄権により本戦入りした26歳のウォルトンと顔を合わせた。
1回戦の第1セット、アルカラスは第7ゲームでブレークを奪い、サービスゲームではわずか4ポイントしか失わず安定してキープを重ね先行する。
続く第2セットでは第10ゲームで15-40からキープに成功したアルカラスは、突入したタイブレークで持ち前のドロップショットを決めるなどしてマッチポイントを迎えると、最後は強烈なフォアハンドウィナーを叩き込んで1時間42分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「素晴らしい気分だし、芝に戻ってこられて本当に嬉しい。芝は僕にとって特別なサーフェスで、ここは特別な場所。この9日間で全てをやった。休息、練習、そしてまた試合に出ること。素晴らしい9日間だったし、ここに戻ってこられて幸せだよ」
勝利したアルカラスは2回戦で世界ランク59位の
J・ムナル(スペイン)と対戦する。ムナルは1回戦で同37位の
J・トンプソン(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
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