テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク42位の
G・モンフィス(フランス)が同90位の
H・デリエン(ボリビア)を4-6, 3-6, 6-1, 7-6 (7-4), 6-1の死闘の末に逆転で下し3年連続16度目の初戦突破を果たすとともに、同大会でマッチ40勝を達成した。
>>シナー、アルカラスら 全仏OP組合せ<<>>日比野 菜緒、サバレンカら 全仏OP組合せ<<38歳のモンフィスが同大会に出場するのは3年連続18度目。最高成績は2008年のベスト4となっている。
31歳のデリエンと初の顔合わせとなった1回戦の第1セット、モンフィスはサービスゲームに苦戦し8度のブレークポイントを握られ、2度のブレークを奪われ先行される。続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークに成功したモンフィスだったが、その後2度のブレークを許す。第9ゲームでは1度ブレークバックのチャンスを迎えるも、モンフィスのスマッシュがわずかにネットを超えず、このセットも落としてセットカウント0-2と後がなくなる。
それでも第3セットでモンフィスはファーストサービス時のポイント獲得率がわずか38パーセントに落ち込んだデリエンから2度のブレークを奪ってこのセットを取り返す。勢いに乗るモンフィスは第4セット、第3ゲームをラブゲームでブレークに成功しリードを広げるが、サービング・フォー・ザ・セットを落としタイブレークに突入。モンフィスは持ち前のコートカバーリングでパッシングショットを決めるなど勝負強さを見せこれを制し、セットカウント2-2に追いつく。
会場のボルテージが最高潮となるなか迎えたファイナルセット、モンフィスは序盤に2度のブレークを奪って一気に5ゲームを連取。マッチポイントを迎えると、最後は鋭いフォアハンドウィナーを叩き込んで3時間36分に及ぶ死闘を制し、勝利を収めた。
また、この勝利によりモンフィスは同大会でマッチ40勝を達成した。
勝利したモンフィスは2回戦で第5シードの
J・ドレイパー(イギリス)と対戦する。ドレイパーは1回戦で世界ランク68位の
M・ベルッチ(イタリア)を下しての勝ち上がり。
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