男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は日本時間15日(現地14日)、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)は第8シードの
L・ムセッティ(イタリア)に6-7 (1-7), 4-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。試合中、ズべレフはボールに対し「もううんざりだ。こんなボール、僕が8歳の時に使ってたよ」と声を荒げ不満をあらわにした。
>> 内島 萌夏vsラヒモワ 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラスら BNLイタリア国際組合せ<<>>ガウフら BNLイタリア国際組合せ<<28歳で世界ランク2位のズべレフは同大会5年連続9度目の出場。2017年と昨年には優勝を飾っている。今大会は4回戦で第13シードの
A・フィス(フランス)を7-6 (7-3), 6-1のストレートで下してベスト8進出を決めた。
世界ランク9位のムセッティとの顔合わせとなった準々決勝でズべレフは、スライスやドロップショットを多用するムセッティの多彩なプレーに苦戦し、タイブレークの末に第1セットを落とす。
続く第2セット、第2ゲームでブレークポイントを握るも活かすことができなかったズべレフは第3ゲーム終了後のチェンジコートの際に強い口調でボールへの不満をあらわにした。
「これではテニスなんて無理だ。これがエンターテインメントのテニスというなら、僕たちは一体何をやってるんだって話だよ。こんなのはもううんざりだ。こんなボールじゃグランドストロークでウィナーなんか取れない。こんなボール、僕が8歳の時に使ってたよ」
その後、第9ゲームで痛恨のブレークを許したズべレフは2時間15分で力尽きた。
なお、勝利したムセッティは準決勝で第3シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは準々決勝で第5シードの
J・ドレイパー(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。
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