男子テニスのIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)は日本時間14日(現地13日)、シングルス2回戦が行われ、今大会での現役引退を表明していた元世界ランク8位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)は世界ランク41位の
P・マルティネス(スペイン)に2-6, 2-6のストレートで敗れ2回戦敗退となるとともに、現役最後の試合を終えコートに別れを告げた。試合後には元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)が自身のSNSを更新し、シュワルツマンを祝福した。
>>【動画】”小さな巨人”シュワルツマンが引退、現役最後のポイント<<32歳で現在世界ランク386位のシュワルツマンは、身長170cmとテニス界では小柄ながらもシングルスでツアー4度の優勝を達成。2020年10月には世界ランク8位を記録し、同年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)への出場も果たした。
四大大会では2020年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でベスト4に進出している。
しかし、近年は思うような成績を残せず、昨年5月に今年のIEB+アルゼンチン・オープンを最後に現役を引退すると発表した。
そしてついに現役最後の大会を迎えたシュワルツマン。1回戦では第7シードの
N・ジャリー(チリ)をフルセットの激闘の末に下し初戦突破を果たすも、この日の2回戦ではマルティネスにストレートで敗れ、現役生活の幕を閉じた。
試合終了後には多くの選手がシュワルツマンのキャリアを祝福。元世界ランク1位で昨年現役を引退したナダルも自身のXでシュワルツマンを称えた。
「素晴らしいキャリアを築いたディエゴ・シュワルツマン、おめでとう!あなたは苦闘と克服の素晴らしいお手本だった。競技で多くの瞬間を共有できたことを嬉しく思っている。次のステージを楽しんでください!」
なお、シュワルツマンとナダルは現役時代12度顔を合わせており、対戦成績はシュワルツマンから1勝11敗。シュワルツマンがナダルから唯一勝利を挙げたのは2020年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATPマスターズ)準々決勝となっており、このときは6-2, 7-5のストレートで勝利を収めている。
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