男子テニスのデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)は日本時間12日(現地11日)、シングルス1回戦が行われ、世界ランク71位の
錦織圭はワイルドカード(主催者推薦)で出場している同123位の
M・マクドナルド(アメリカ)に6-7 (4-7), 6-4, 5-7のフルセットで敗れ、11年ぶりの出場となるデルレイビーチ・オープンで初戦突破とはならなかった。
>>錦織 圭vsマクドナルド 1ポイント速報・結果<<>>錦織 圭、西岡 良仁らデルレイビーチOP組合せ<<錦織は前週のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP500)では1回戦で
T・マハツ(チェコ)にストレートで敗れ初戦敗退。その後デルレイビーチへ移動してきた。
今大会1回戦で対戦するマクドナルドとはツアーレベルで過去2度顔を合わせており、対戦成績は1勝1敗。直近の対戦は2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)2回戦で、このときは錦織がフルセットで勝利している。
35歳で元世界ランク4位の錦織が同大会に出場するのは11年ぶり6度目。18歳で出場した2008年大会では、予選から勝ち上がり決勝に進出。最後は当時世界ランク12位の
J・ブレイク(アメリカ)を破りツアー大会初優勝を飾っている。
1回戦、錦織は第3ゲームでラリー戦のなかからミスを重ね0-40とピンチを招くと、最後はマクドナルドを深いリターンを相手コートに返すことができず先にブレークを許す。直後の第4ゲームでは40-15から粘りを見せ、2度のデュースの末にブレークバックするが、第7ゲームで2度目のブレークを奪われる。
それでも、マクドナルドのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームで15-40とチャンスを迎えると、最後は強烈なリターンエースを放ち2度目のブレークバックに成功し追いつく。タイブレークでは互いに2度ずつミニブレークを奪い合う展開となるなか、3-4から錦織が3度目のミニブレークを許し第1セットを落とす。
第2セット、仕切り直したい錦織は第3ゲームでワンチャンスをものにして先にブレークに成功しリードを奪うと流れを掴み、第5ゲームでもブレーク。続く第6ゲームでは1度ブレークを返されたものの、更なる反撃は許さずセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセット、第4ゲームで1度ブレークポイントを握られた錦織だが、これをセーブする。リターンゲームでは第1・第3・第5ゲームと1ポイントも取ることができないまま終盤へ。迎えた第7ゲーム、錦織はこれまでのリターンゲームとは打って変わり攻めの姿勢を見せると、このゲーム2度目のブレークチャンスをものにしてブレークに成功。このリードを守り切れば勝利となるが、直後の第8ゲームでブレークバックを許してしまう。
その後は互いにサービスゲームをキープし迎えた第12ゲーム、錦織はゲームカウント5-6の状態で痛恨のブレークを許し、2時間32分の熱戦の末に力尽きた。
勝利したマクドナルドは2回戦で第8シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは1回戦でラッキールーザーで出場した世界ランク119位の
ダニエル太郎をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク63位の
西岡良仁が1回戦に登場し、同67位の
A・ブキッチ(オーストラリア)をストレートで破って初戦突破を果たしている。
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