IMGは20日、男子テニスでジュニア世界ランク3位の
坂本怜がプロ転向することを発表した。会見で坂本は「グランドスラムで優勝を目指します」と目標を明かした。
>>ダニエル 太郎vsハチャマゾフ 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎ら 成都OP組合せ<<>>西岡 良仁、内山 靖崇ら 杭州OP組合せ<<>>テニス365ライター募集<<18歳の坂本は今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルンハード、グランドスラム)ジュニアで四大大会ジュニア初優勝。日本勢男子では2019年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ジュニアを制した
望月慎太郎に次ぐ2人目の四大大会ジュニア優勝の快挙を達成した。
その後も四大大会ジュニアへの出場を続けた坂本は今月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)が最後のジュニア大会に。シングルスでは準決勝で敗れたものの、M・ムルバ(チェコ)とペアを組み第1シードとして出場したダブルスでは優勝。日本男子史上4人目の四大大会ジュニアのダブルス制覇を果たした。
その坂本は今回、プロ転向を表明。有明コロシアムでは会見が開催され、次のように決意表明した。
「本日よりプロ転向することになりました坂本怜です。本日はたくさんのメディアの皆様にお集まりいただきありがとうございます。そして盛田名誉会長、本当にありがとうございます。名誉会長の支えなしでは私は今ここにいません。これからはプロとして活躍することで恩返しをしていけたらと思います。本当にありがとうございます」
「この場をお借りして今までお世話になった皆様にお礼申し上げます。子供の頃からサポートしていただいたヨネックス様、最高の環境を提供していただいたIMGアカデミー様、様々なサポートをしていただいた誉高校(在学中の高校)様、テニスの楽しさを教えてくれたチェリーテニスクラブ(坂本の出身クラブ)、一緒に練習してくれた仲間のみんな、強く育ててくれた家族、関わってくれた皆様に感謝します」
「私は小さい頃、テレビで
錦織圭選手を観て夢をもらいました。私のテニスプレーヤーとしての目標は、今度は自分が夢を与える側になり、そして私を観てくださった方々に笑顔になってもらうことです。そんな選手になりたいです。そのためにグランドスラムで優勝を目指します。ありがとうございます」
そしてこの日、坂本には木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)のシングルス予選のワイルドカード(主催者推薦)が与えられた。さらに本戦ダブルスには錦織とペアを組み出場することも明かされている。
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