男子テニスのインフォシス・ホール・オブ・フェーム・オープン(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は日本時間16日(現地15日)、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク17位の
R・オペルカ(アメリカ)が世界ランク94位の
C・レスティエンヌ(フランス)を6-1, 2-6, 7-6 (7-2)のフルセットで下し初戦突破を果たすとともに、約2年ぶりのツアー大会で白星を挙げた。
>>【動画】オペルカvsイズナー ビッグサーバー同士の史上最長タイブレーク<<>>ナダル、ダニエル 太郎らノルデアOP組合せ<<26歳のオペルカは211cmの長身から放つビッグサーブが武器で、サーブロボットを略した「ボット」の異名を持つ。ツアーではシングルスで4度のタイトルを獲得し、2022年2月にはキャリアハイとなる世界ランク17位を記録している。
しかし、その後は故障に悩まされ2022年8月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)を最後に1年以上公式戦に出場することが出来なかった。
その後、昨年11月にチャレンジャー大会に1度出場し1回戦に勝利したものの、2回戦を棄権して再び離脱していた。
そして今回、復帰を果たしたオペルカ。ツアー大会に出場するのはシティ・オープン以来、約2年ぶりとなった。
この日の1回戦でオペルカは16本のサービスエースを記録。ウィナーは43本決め、ネットには40回出てそのうち29ポイント獲得した。第2セットこそ落としたものの、フルセットで勝利したオペルカは久しぶりのツアー大会での白星を手にした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のオペルカのコメントを掲載している。
「すごく良かった。いくつかのことを見つけるのに時間がかかった。最初はリターンが良くて、サーブが良くなかったから変な感じだった。その後、リターンが良くなくなって、サーブが戻ってきたよ」
「復帰できてよかった。2年よりも長く感じた。だから、また自分のレベルを見つけることができてよかった。まだ戻ってきたばかりで、すべてを理解しようとしている。でも、復帰できて嬉しいよ」
「数ヵ月前の自分からするとこれは大きな一歩だ。今年プレーできるかどうかはわからなかった。でも幸運にも、今のところ体は非常に良い感じだ。毎週変化しているけれど、間違いなく良い方向に向かっているよ」
勝利したオペルカは2回戦で第1シードの
A・マナリノ(フランス)と対戦する。今大会は上位4シードが1回戦免除のため、マナリノはこの試合が初戦となる。
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