テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、昨年王者で第3シードの
C・アルカラス(スペイン)が予選勝者で世界ランク269位のM・ラヤル(エストニア)を7-6 (7-3), 7-5, 6-2のストレートで下し4年連続4度目の初戦突破を果たすとともに、大会連覇へ好発進を切った。
>>錦織 圭vsリンデルクネシュ 1ポイント速報<<>>錦織 圭、西岡 良仁、ダニエル 太郎ら ウィンブルドン組合せ<<>>大坂 なおみvsナヴァッロ 1ポイント速報<<21歳で世界ランク3位のアルカラスは昨年のウィンブルドン決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破り同大会で初優勝。今大会では大会連覇と、先月タイトルを獲得した全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続く四大大会4勝目を狙っている。
迎えた今大会の1回戦、アルカラスはファーストサービス時に84パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを2度に抑えると、自身はリターンゲームで5度のブレークに成功。試合を通じて44本のウィナーを決めるなど持ち味の攻撃力を発揮し、2時間23分で2回戦に駒を進めた。
昨年の優勝者としてセンターコートの第1試合に登場したアルカラスは、試合後のオンコートインタビューで「まだ緊張する」と語った。
「このコートに足を踏み入れると、まだ緊張するし興奮もする。本当に光栄だよ。これまでプレーしたコートの中で最も美しいコートだ。先週の木曜日にここで45分間練習したけど、練習中に緊張したのは初めてだよ」
「(昨年優勝したことは)考えないようにしている。今年は新たな年で、昨年とは全く違う大会。昨年と同じ結果を出すには自分のプレーに集中しなければならない」
勝利したアルカラスは2回戦で世界ランク69位の
A・ブキッチ(オーストラリア)と対戦する。ブキッチは1回戦で同45位の
S・オフナー(オーストリア)を下しての勝ち上がり。
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