国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

重要局面で誤審「審判も人間」

アレクサンダー・ズベレフ
主審とボール跡を確認するズベレフ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9日、男子シングルス決勝が行われ、第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)は第3シードのC・アルカラス(スペイン)に3-6, 6-2, 7-5, 1-6, 2-6のフルセットの死闘の末に敗れ、四大大会で2度目の準優勝となり、初優勝とはならなかった。試合後の会見でズベレフはファイナルセットでの誤審について「審判だってミスをする。彼らも人間だからね」と語った。

>>【画像】重要な局面で誤審、テレビ中継で放送された画像ではわずかにアウト<<

>>アルカラスが初優勝 全仏OP組合せ・結果<<

世界ランク4位で27歳のズベレフは今大会、1回戦で元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)を下し初戦を突破すると、その後2回戦で世界ランク115位のD・ゴファン(ベルギー)、3回戦で第26シードのT・フリークスポール(オランダ)、4回戦で第13シードのH・ルーネ(デンマーク)、準々決勝で第11シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、準決勝で第7シードのC・ルード(ノルウェー)を下し、大会初の決勝進出を決めた。

世界ランク3位のアルカラスと顔を合わせた決勝戦の第1セット、3本のウィナーに対し10本のアンフォーストエラーを犯したズベレフは3度のブレークを許し先行される。それでも第2セット、第5ゲームでアルカラスのミスを誘い先にブレークを果たすと第7ゲームでもブレークを奪い1セットオールに追いつく。

そして第3セット、ズベレフは第6ゲームで先にブレークを許すも、第9ゲームでブレークバックに成功。第11ゲームではラリー戦を制して2度目のブレークを奪い、セットカウント2-1と勝利に王手をかける。

しかし第4セット、第2ゲームでアルカラスにパッシングショットを決められブレークされると、そのまま4ゲームを連取される。その後1度はブレークを返すも追いつくことはできず、勝負はファイナルセットにもつれ込む。

迎えたファイナルセット、ズベレフは第3ゲームで先にブレークを奪われるも直後の第4ゲームでブレークバックのチャンスを得る。40-15とした場面ではアルカラスのセカンドサービスを線審がフォルトの判定。ダブルフォルトによりズベレフがブレークバックに成功したかに見えたが主審がボールの跡を確認し判定をインに覆した。

しかし、その後、テレビ中継で流れたビデオ映像ではわずかにアウトとなっており、実際はフォルト。重要な局面でブレークバックとなるはずだったが、試合はそのまま行われ、結果的に第7ゲームで2度目のブレークを許したズベレフは4時間19分で力尽きた。

ズベレフは2020年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に続き、四大大会で2度目の準優勝となった。

試合後の会見でズベレフは「今日は全力を尽くしたと思う。第5セットでは不運な瞬間もあった。(ゲームカウント)2-1でセカンドサーブがアウトになったと聞いた。ホークアイの映像から、そのことが分かった。僕はそこでブレークしていたかもしれないけど、それが現実。彼は素晴らしいプレーをした。第4セットと第5セットは僕よりも良いプレーをしていた。それが現実なんだ。今回のグランドスラム決勝では全力を尽くしたと感じている。全米オープンでは自分に負けてしまったような感じだったので少し違う」とコメントした。

また、ファイナルセットで起きた誤審について質問を受けたズベレフは次のように答えている。

「第5セットで(ゲームカウント)3-1で負けているのと2-2に追いついているのとでは違いがある。それは決定的な違いだね。フラストレーションがたまるけど、それが現実。審判だってミスをする。彼らも人間だからね。でも、もちろん、ああいう状況ではミスがないことを願うものだね」

一方、優勝を飾ったアルカラスは全仏オープン初制覇。四大大会では2022年の全米オープン、2023年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に続き3つ目のタイトル獲得となった。


【ディアドラ】最新テニスウエア・シューズ
■公式ストアで発売中>


■関連ニュース

・アルカラス、ナダル抜く史上最年少記録
・アルカラス 死闘制し全仏OP初V
・ズベレフ 全仏OP準V「戻ってくる」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2024年6月10日8時53分)

その他のニュース

7月2日

世界2位敗退「こんなものかな」 (9時47分)

ジョコ 20度目の初戦突破 (9時18分)

世界7位 予選勝者に屈し初戦敗退 (8時47分)

最後のウィンブルドンは初戦敗退 (7時53分)

【告知】望月慎太郎vsハチャノフ (6時04分)

【告知】大坂なおみvsシニアコバ (5時27分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (3時12分)

大波乱 ズベレフが初戦敗退 (2時51分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsディミトロフ (1時20分)

7月1日

シナー 快勝でウィンブルドン初戦突破 (23時48分)

望月慎太郎 四大大会で初白星 (23時15分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsゼッピエリ (22時29分)

西岡良仁 怪我は「ある程度治った」 (21時46分)

波乱 世界3位が世界116位に敗れる (20時48分)

引退の38歳が王者に惜敗「泣いた」 (18時16分)

世界733位 ウィンブルドン初戦突破 (17時06分)

ウィンブルドン史上最速サーブ記録 (16時21分)

世界1位が盤石の初戦突破 (9時03分)

棄権で傷心「このままでは…」 (8時06分)

大坂なおみ「少し難しかった」 (5時51分)

大坂なおみ ウィンブルドン初戦突破 (4時04分)

伊藤あおい 逆転負けで初戦敗退 (3時40分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsギブソン (2時25分)

アルカラス辛勝 4時間半超え死闘 (2時19分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsラヒモワ (1時19分)

大坂なおみ「とても調子良い」 (0時21分)

6月30日

内島萌夏 世界15位に屈し初戦敗退 (23時53分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsシュナイデル (23時15分)

望月慎太郎「気負いすぎずに」 (23時01分)

世界9位メド まさかの初戦敗退 (22時31分)

内島萌夏「厳しい戦いになる」 (19時07分)

伊藤あおい「モチベーションは賞金」 (18時02分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (9時07分)

6月29日

前週準Vで世界4位に浮上 (22時30分)

ジョコ 全英は「最大のチャンス」 (21時13分)

アルカラス「かなり自信ある」 (18時45分)

吉本菜月 完勝で2週連続V (17時16分)

大坂なおみら 日本勢最新世界ランク (16時01分)

19歳 激闘制し早くもツアー2度目V (12時12分)

全試合ストレート勝ちで初V (11時11分)

世界3位 今季全サーフェスでV (9時56分)

現役2人目 芝で5度目V (8時45分)

【動画】望月慎太郎 大逆転で四大大会初白星!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!