テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、男子シングルス2回戦が行われ、2015年王者で世界ランク98位の
S・ワウリンカ(スイス)は同56位の
P・コトフに6-7 (5-7), 4-6, 6-1, 6-7 (5-7)で敗れ、2020年以来4年ぶり13度目の3回戦進出とはならなかった。敗れたワウリンカはコートを去る際、観客席にいた少女に自身のラケットをプレゼントしている。
>>【動画】ワウリンカ 試合終了後に観客席の少女へラケットをプレゼント<<>>錦織 圭vsシェルトン 1ポイント速報<<>>内島 萌夏vsサバレンカ 1ポイント速報<<全仏オープンでは2015年に優勝、2016年はベスト4、2017年には準優勝を果している39歳のワウリンカ。今大会では1回戦で世界ランク75位の
A・マレー(イギリス)を6-4, 6-4, 6-2のストレートで破り、2年連続15度目の初戦突破を果たした。
そして2回戦、タイブレークの末に第1セットを先取されたワウリンカは第2セットもコトフに獲得され、セットカウント0-2と後がなくなる。
後がないワウリンカだが第3セットではファーストサービスが入ったときに80パーセントの確率でポイントを獲得。ミスが目立ったコトフに1ゲームしか取られず、セットカウント1-2と追い上げをみせる。
そして第4セット、互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。4-6とされコトフにマッチポイントを握られたワウリンカは1度は凌ぐも2度目をものにされ、3時間40分の激闘の末に力尽きた。
試合後に観客の声援に感謝の意を示したワウリンカ。コートを後にする際には観客席にいた少女にラケットをプレゼントする神対応を見せており、受け取った少女は満面の笑みで喜びを露わにしている。
なお、勝利したコトフは3回戦で第2シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは2回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク124位の
R・ガスケ(フランス)を6-4, 6-2, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
C・アルカラス(スペイン)、第6シードの
A・ルブレフ、第9シードの
S・チチパス(ギリシャ)が3回戦に駒を進めている。
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