テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、女子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が予選勝者で世界ランク148位のL・ジャンジャン(フランス)を6-1, 6-2のストレートで破り、6年連続6度目の初戦突破を果たした。この結果、世界ランク134位の
大坂なおみは2回戦でシフィオンテクと対戦することが決定した。
>>大坂なおみvsシフィオンテク 全仏OP2回戦 1ポイント速報<<>>大坂なおみ、日比野 菜緒、シフィオンテクら全仏OP組合せ<<22歳のシフィオンテクは今季4度のツアー優勝を飾っており全て「WTA1000」大会。クレーコートシーズンではムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)を制し、万全の状態で全仏オープン3連覇を目指すこととなる。
過去3度の優勝を誇り2連覇中のシフィオンテクは1回戦の第1セット、14本のウィナーを決めファーストサービスが入ったときに90パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークを与えず、自身は3度のブレークに成功し先行する。
続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークを許したシフィオンテクだが直後の第2ゲームでブレークバックに成功。そしてゲームカウント2-2の場面から4ゲーム連取に成功し、1時間1分で勝利した。
勝利したシフィオンテクは2回戦で元世界ランク1位の大坂と対戦する。大坂は1回戦で世界ランク67位の
L・ブロンゼッティ(イタリア)を6-1, 4-6, 7-5のフルセットで下しての勝ち上がり。
両者は過去に2度対戦しており1勝1敗。初対戦となった2019年のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)3回戦では大坂が6-4, 7-6 (7-4)のストレートで勝利。2022年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)決勝ではシフィオンテクが6-4, 6-0のストレート勝ちを収めている。
2年ぶりに相まみえる新旧女王対決には注目が集まる。
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