女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝した第6シードの
ジェン・チンウェン(中国)を6-3, 6-2のストレートで破り、マッチ7連勝を飾るとともに2年連続2度目のベスト4進出を果たした。
>>ズベレフ、チチパスらミフェル・テニスOP組合せ<<世界ランク1位のシフィオンテクは今季、1月の全豪オープン3回戦で
L・ノスコヴァ(チェコ)に敗れたのみ。前週のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)では大会3連覇を達成した。
今大会では初戦となる2回戦で世界ランク41位の
S・スティーブンス(アメリカ)、3回戦で第15シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を下し8強入りを決めた。
世界ランク7位のジェンと顔を合わせたシフィオンテクは第1セット、第2ゲームでブレークチャンスを握ると最後はジェンのボールがアウトとなりブレークに成功。直後の第3ゲームでは1度のブレークポイントを凌ぎ開始から3ゲームを連取する。その後はブレークバックのチャンスを与えず、先行する。
続く第2セット、第4ゲームで1度のブレークポイントを凌いだシフィオンテクは直後の第5ゲーム、2度のブレークチャンスを握るとジャンのボールが外れブレークに成功。勢いのままに4ゲームを連取し、1時間26分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載し「彼女は素晴らしいパワーとトップスピンを持っている。それに備えなければならなかった。彼女は積極的に攻めてくるから、その激しさについていかなければならなかったけど試合中はそれができた」と語った。
勝利したシフィオンテクは準決勝で予選から出場している世界ランク40位の
A・カリンスカヤと対戦する。カリンスカヤは準々決勝で第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)を2-6, 6-4, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク22位の
S・シルステア(ルーマニア)と同26位の
J・パオリーニ(イタリア)が4強に駒を進めた。
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