男子テニスのIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)は12日にシングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した元世界ランク3位の
M・チリッチ(クロアチア)は第7シードの
L・ジェレ(セルビア)に6-4, 3-6, 0-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。チリッチは負傷による離脱もあり1年以上白星を挙げられておらず、これでマッチ5連敗となった。
>>大坂 なおみvsマルティッチ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらカタールOP組合せ<<35歳のチリッチは2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝で
錦織圭を破り四大大会初制覇を成し遂げると、2017年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)、2018年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でも準優勝を飾るなど輝かしい成績を残してきた。
しかし、昨年は1月のタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)の初戦で1勝したものの次戦を試合前に棄権。その後、ひざの手術を受け7月に一度復帰を果たしたものの、白星をあげることはできず、昨年をマッチ1勝1敗で終えた。
今季は開幕戦の中国銀行・香港・テニスオープン(香港/香港、ハード、ATP250)でツアーに復帰。しかし、初戦で
J・シュトルフ(ドイツ)に9本のマッチポイントを握りながら6-3, 6-7 (4-7), 6-7 (7-9)の逆転で敗れ白星を逃すと、その後出場した2試合もセットを獲得しながら勝ちきれない展開が続いている。
1年以上白星から遠ざかってるチリッチが迎えた今大会の1回戦。第1セットは両者ともに相手にブレークポイントを与えずキープを続けるも、第10ゲームでチリッチがセットポイントとなるブレークポイントを初めて握ると、ここを決め切り先行する。
しかし、第2セットでチリッチは2度のブレークを許し1セットオールに追いつかれると、ファイナルセットはジェレから1ゲームも奪えずに、またしても勝ち切ることが出来ず昨年から続く連敗が5に伸びた。チリッチにとって苦しい時期が続いている。
一方、勝利したジェレは2回戦で世界ランク83位の
T・セイボスワイルド(ブラジル)と予選勝者で同152位のA・ババソリ(イタリア)の勝者と対戦する。
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