女子テニスのムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)は9日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
O・ジャバー(チュニジア)は第6シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。この試合の第2セット途中、ジャバーが涙を浮かべている。
>>【動画】試合中に涙を浮かべたジャバー<<>>ルバキナら出場アブダビOP組合せ<<世界ランク6位で29歳のジャバーは今季、初戦となった先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では初戦突破を果たすも2回戦で
M・アンドレーワに敗れ、大会を後にした。
2024年シーズン2大会目となった今回は第2シードとして出場。上位4シードは1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク296位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)を6-4, 6-1のストレートで下し初戦突破を決めた。
世界ランク13位のハダッド=マイアと顔を合わせたこの日の第1セット、ジャバーは第1ゲームでブレークチャンスを握るも活かせず。第4ゲームでブレークを許すとブレークバックのチャンスを掴めず先行される。
続く第2セット、第1ゲームでブレークを許したジャバーだが第4ゲーム、ブレークチャンスを掴むと最後はハダッド=マイアの返球がネットにかかってアウトとなりブレークバックに成功。しかし、第9ゲーム、1度はブレークポイントを凌いだものの強烈なリターンエースを決められ、2度目のブレークを奪われる。
ハダッド=マイアのサービング・フォー・ザ・マッチとなった直後の第10ゲーム、ジャバーは3度のブレークチャンスを掴むも活かすことができず。最後は自身の返球がアウトとなり1時間30分で力尽きた。このセットの第5ゲーム、ジャバーは涙を浮かべている。
なお、勝利したハダッド=マイアは準決勝で第7シードの
D・カサトキナと対戦する。カサトキナは準々決勝で世界ランク26位の
S・シルステア(ルーマニア)を6-2, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)と第8シードの
L・サムソノヴァが4強入りしている。
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