テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、車いすテニスの男子シングルス準決勝が行われ、世界ランク2位で第2シードの
小田凱人が第4シードの
G・リード(英国)を7-6 (7-4),7-5のストレートで破り、2年連続2度目の決勝進出を果たした。試合後の会見で小田は決勝戦に向けて「負ける気は全くしないです」と明かした。
>>サバレンカvsガウフ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<17歳の小田が同大会に出場するのは2年連続2度目。初出場となった昨年大会では準優勝を飾った。
昨年、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制し、史上最年少での世界ランク1位も記録した小田。全豪オープン初制覇を狙う今大会は2試合にストレート勝ちをおさめ4強入りした。
準決勝、小田は5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。試合を通して45本のウィナーを決め、1時間58分の接戦を制した。
試合後の会見で小田は「最初の方は昨日(準々決勝)と同じ展開で相手のサーブも良かったです。その中でお互いにサービスキープの状態が続いていて、最後の最後までどっちに転ぶか分からないなという感じでした。でもストレートで勝てて自分のテニスをやっていけたのは良かったなと思っていますし、自信にも繋がっています」とコメントした。
四大大会のシングルス3勝目がかかる小田は決勝戦、第1シードで世界ランク1位の
A・ヒューエット(イギリス)と対戦する。ヒューエットは準決勝で世界ランク6位の
J・ジェラルド(ベルギー)をストレートで下しての勝ち上がり。
小田とヒューエットは過去に10度対戦しており、小田の4勝6敗。それでも現在、小田は3連勝中であり、直近となる前週のメルボルン・オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)では6-2, 7-6 (7-5)のストレート勝ちを収めている。
最後に小田はヒューエットとの決勝に向けて「今のところ勝ちで終わっているので先週もそうだし、この前のウィンブルドンでの対戦でも。徐々に対策というか慣れというか、良いイメージが以前よりあるので今は負ける気は全くしないです」と言及した。
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