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2年ぶり5度目の16強へ ズベレフが快勝

アレクサンダー・ズベレフ
16強入りを果たしたズベレフ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルス3回戦が行われ、第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク91位のA・ミケルセン(アメリカ)を6-2,7-6 (7-4),6-2のストレートで破り、2年ぶり5度目のベスト16進出を果たした。

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全豪オープンでは、2020年に4強、2021年にはベスト8進出を果たしているズベレフだが、昨年大会は2022年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で負った負傷からの復帰直後ということもあり、2回戦で敗れていた。

今大会は1回戦で世界ランク62位のD・ケプファー(ドイツ)を下すと、2回戦では予選から出場した同163位のL・クライン(スロバキア)をフルセットの死闘の末に破り、3回戦に駒を進めた。

この試合、ズベレフは11本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。ミケルセンのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは10度のブレークチャンスを創出し5度のブレークに成功。わずか1時間59分で快勝し2年ぶりの4回戦進出を決めた。

4回戦では第19シードのC・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは3回戦で第11シードのC・ルード(ノルウェー)を下しての勝ち上がり。ズベレフは試合後の会見でノリーとの顔合わせに言及。オフシーズンはともに練習したことも明かした。

「彼(ノリー)はオフシーズンに取り組んでいた通りのプレーをしていたと思う。僕らはオフシーズンをモナコで一緒に過ごしたから、毎日彼を見てきたんだ。まさに彼が取り組んでいたことだ。キャメロン・ノリーのことを考えるとき、一般的にはよく挽回する選手、ファイターを想像するだろう。でも、オフシーズンの彼は本当に自分のプレーに取り組み、アグレッシブなプレースタイルに取り組んだ。彼は本当に前に出ることに取り組んだんだ」

「12月にはそれが顕著に表れていたし、今コートでそれを見ることができる。その努力が実を結んでいる。でも、選手はみんな常に向上していると思う。みんな常に新しいことに挑戦している。そのなかでも、今年のキャム(ノリー)は、それが顕著に表れていると思う。ある意味、もっとアグレッシブな選手になっている。でも、僕はただテニスをやり続けて、リードを広げようとするだけだよ」

同日には第2シードのC・アルカラス(スペイン)、第3シードのD・メドベージェフ、第9シードのH・フルカチュ(ポーランド)、世界ランク60位のM・キツマノビッチ(セルビア)らが16強に駒を進めた。

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