男子テニスで元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)が7日、自身のSNSを更新。14日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を欠場すると発表した。
>>【動画】ナダルvsトンプソン 準々決勝ハイライト<<37歳のナダルは、昨年1月の全豪オープンを最後にツアーを離脱。
6月に左大腰筋の関節鏡手術を受けリハビリに励み、10月以降はコートで練習する様子を定期的に自身のSNSで公開してきた。そして12月に入り、ブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)で約1年ぶりにツアーに復帰することを発表。
復帰大会となった同大会では、1回戦で元世界ランク3位の
D・ティーム(オーストリア)をストレートで破ると、2回戦もワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク102位の
J・クブラー(オーストラリア)をストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
しかし、準々決勝では同55位の
J・トンプソン(オーストラリア)に7-5,6-7 (6-8), 3-6の逆転で敗れ、ベスト4進出を逃した。ナダルはこの試合のファイナルセットで左脚を痛め、試合後には「痛む場所が(前回と)同じだから、いつもより少し怖い」と語っていた。
そして今回、ナダルは自身のXを更新し、検査の結果と全豪オープンの欠場を発表した。
「ブリスベンでの最後の試合中、筋肉に小さな問題があり、心配していたことはみんなが知っている通りだ」
「メルボルンに着いてからMRIを撮ったところ、筋肉に小さな断裂が見つかった。(前回)怪我をしたところと同じところではないし、これはいいニュースだ」
「今は5セットマッチで最大限の力を発揮する準備ができていない。スペインに戻って医師の診察を受け、治療と休養をとるつもりだ」
「このカムバックのために、1年間とてもハードに努力してきたし、いつも言っているように、3ヵ月後には最高のレベルになることが僕の目標なんだ」
「メルボルンの素晴らしい観衆の前でプレーできないことは、僕にとっては悲しいニュースだけど、これはそれほど悪いニュースではない」
「オーストラリアでプレーすることを本当に望んでいたし、何試合かプレーする機会もあったから、とても幸せで前向きになれた。応援ありがとう、またすぐに会いましょう!」
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