男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)で7日に行われたシングルス2回戦後に、世界ランク3位の
D・メドベージェフと同8位の
T・フリッツ(アメリカ)が同大会の球足の低速化について言及した。
>>アルカラス、メドベージェフら上海MS組合せ<<7日に行われた2回戦でメドベージェフは同98位の
C・ガリン(チリ)を6-3, 6-3で、フリッツは同79位の
綿貫陽介を7-6 (7-2), 6-7 (6-8), 6-4で下し3回戦進出を決めた。
同大会は2019年以来4年ぶりの開催となっているが、以前は球足が速いハードコートという特徴があった。
しかし、メドベージェフは2回戦勝利後のオンコートインタビューで同大会のサーフェスが以前よりも遅くなっていると述べた。
「短い期間でトーナメントを連続して戦うのは、ボールもサーフェスも違ってとてもトリッキーだよ。(この大会は)以前はおそらくツアー最速の(球足の)大会だった。今は、こことインディアンウェルズ(低速ハードコート言われているBNPパリバ・オープン)のどちらが遅いかわからない。だからこのような(コートに合った)プレーをしなければいけない。今シーズンは遅いハードコートでもいいプレーができたから、それをやり続けようとしているよ」
一方、フリッツは2回戦後に自身のSNSで球足が遅くなっているとは感じているものの、その原因はメドベージェフとは異なりボールにあるという見解を示した。
「実際のところ、コートは以前と同じように速い。今週から使用されているボールが本当に遅いんだよ」
以前よりも球足が遅くなっていることは各選手感じているようだが、その原因については意見が分かれているようだ。
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