男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は29日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク38位の
西岡良仁がワイルドカード(主催者推薦)で出場する同160位の
シャン・ジュンチェン(中国)を5-7, 7-5, 6-1の逆転で破り、初戦突破を果たした。
>>西岡vsシャン 1ポイント速報・結果<<>>西岡、アルカラスらチャイナOP組合せ<<前週の珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)で準優勝を果たし今大会に臨んだ西岡は1回戦で18歳のシャンと激突。中国期待の若手であり、今シーズンはチャレンジャー大会を主戦場に活躍しているシャン。ツアーでは7月のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)2回戦で
錦織圭と対戦し、4-6, 6-7 (3-7)で敗れはしたが、1回戦で
B・シェルトン(アメリカ)を破るなど好成績を残した。
多くの観客がシャンに声援を贈る中行われたこの試合。西岡は第1セット、第4ゲームで3度のブレークチャンスを活かせなかったものの第8ゲームでブレークに成功。直後の第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるもブレークバックを許すとシャンに4ゲームを連取され、先行される。
続く第2セット、第3ゲームで先にブレークを許した西岡だが直後の第4ゲームでブレークバックに成功。その後、第8ゲームで2度目のブレークを奪うもサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークバックを許す。それでも西岡は第12ゲームで3度目のブレークを奪い1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、メディカルスタッフを呼び右太ももを気にするシャンに対し西岡は第4ゲームでブレークに成功。そのまま5ゲームを連取し、2時間21分で勝利した。
勝利した西岡は2回戦、第6シードで世界ランク7位の
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは1回戦で同33位の
D・エヴァンス(イギリス)を6-4, 6-7 (2-7), 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
D・メドベージェフ、第3シードの
H・ルーネ(デンマーク)、第5シードの
A・ルブレフ、第8シードの
A・ズベレフ(ドイツ)らが2回戦に駒を進めた。
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