25日に本戦が開幕する女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)は22日、出場を予定していた世界ランク6位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)と同32位の
Ka・プリスコバ(チェコ)が負傷のため欠場すると発表した。
24歳のボンドロウソワは2019年に全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝を飾ると、今季はウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で決勝に進出。最後は
O・ジャバー(チュニジア)を下し四大大会初制覇を達成した。
その後の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でもベスト8進出を果たすなど今季は安定した好成績を残していたが、同大会で負った肘の痛みにより今年の東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023は欠場となった。
ボンドロウソワのコメントは以下の通り。
「東京に来るのをとても楽しみにしていたのですが、残念ながら今年は行けません。ニューヨークから始まった肘の痛みはまだ残っていて、またコートに戻れるようになるまで治療を続けなければなりません。日本のファンに会えなくなるのは寂しいが、来年はみんなに会えることを願っています」
また、元世界ランク1位のプリスコバは左手首の負傷で欠場。2018年には
大坂なおみを下し優勝を飾るなど相性も良く長年出場を継続しており、昨年も出場していたが今年は不在となる。
ボンドロウソワとプリスコバの代わりには世界ランク39位の
P・マルティッチ(クロアチア)と同42位の
M・コスチュク(ウクライナ)が本戦入りとなった。
今大会には世界ランク2位の
I・シフィオンテク(ポーランド)や同4位の
J・ペグラ(アメリカ)、同5位の
E・ルバキナ(カザフスタン)、同9位の
M・サッカリ(ギリシャ)、同10位の
B・クレチコバ(チェコ)、同11位の
C・ガルシア(フランス)らが出場を予定している。
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