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GS初4強の20歳、次戦ジョコ

ベン・シェルトン
四大大会初の4強入り決めたシェルトン
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク47位のB・シェルトン(アメリカ)が第10シードのF・ティアフォー(アメリカ)を6-2, 3-6, 7-6 (9-7), 6-2で破り、四大大会初のベスト4進出を果たした。

>>【動画】20歳シェルトン 全米OP4強入りを決めた瞬間<<

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2年連続2度目の全米オープン出場となった20歳のシェルトン。昨年大会では初戦で敗れていたものの今大会は1回戦で世界ランク66位のP・カチーン(アルゼンチン)を下し初戦突破。2回戦では同81位のD・ティーム(オーストリア)が第2セット途中で棄権したため3回戦に駒を進めると、3回戦では同77位のA・カラツェフ、4回戦では第14シードのT・ポール(アメリカ)を下し8強入りを決めた。

世界ランク10位のティアフォーとの同国対決となった準々決勝。第1セット、シェルトンは第4ゲームから5ゲームを連取し先行するも第2セットはティアフォーに反撃を許し1セットオールに追いつかれる。

続く第3セット、互いに3度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。1度のセットポイントを凌いだシェルトンは3度目をものにしセットカウント2-1と勝利に王手をかける。

そして第4セット、シェルトンはファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは第1・第7ゲームでブレークに成功し、3時間7分で勝利した。

試合後の会見でシェルトンは「今夜は本当にフィジカルな戦いだった。フランシス・ティアフォーとの対戦で、あの天候だからね。かなり蒸し暑かった。終盤はお互いにかなり疲れていて息を整えるのに必死だったと思う」とコメント。

勝利したシェルトンは準決勝で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準々決勝で第9シードのT・フリッツ(アメリカ)を6-1, 6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

初対戦となるジョコビッチについてシェルトンは次のように語った。

「2日休みでかなりうれしいよ。数分前まで知らなかったんだ。金曜日までプレーしないんでしょ?それを聞けてうれしかったよ。準決勝は今日と同じような気持ちで、またタフな相手と戦えることに興奮している。コートにいる時間、観客との交流、そしてテニスを楽しんでいる。だから、金曜日にまた高いレベルを発揮できることを願っているよ」

「(準決勝は)確かにタフなチャレンジだ。初めて対戦する相手や、何度も勝利を収めてきた相手と対戦するとき、いつもそれを感じる。今回の対戦相手がどれだけ磐石で、精神的にタフで、肉体的にタフか。間違いなく僕がゲームプランを立てなければならないことだよ。対戦したことがない相手と対戦することは僕のゲームスタイルにとってアドバンテージになると思う。ATPツアーなどで見られないようなプレーを見せたいね」

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(2023年9月6日20時09分)



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