テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が予選から出場した世界ランク105位の
B・ゴヨ(クロアチア)を6-2, 7-5, 6-4のストレートで破り、2021年以来2年ぶり13度目のベスト8進出を果たした。試合後の会見でジョコビッチは「これから試合は厳しくなる一方だ」と述べた。
>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<2018年以来5年ぶり4度目の優勝を狙う36歳のジョコビッチはこの試合、ファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。8本のダブルフォルト、40本のアンフォーストエラーを犯したゴヨに対し13度のブレークポイントの内5度のブレークに成功し、2時間26分で勝利した。
試合後の会見でジョコビッチは「満足している。今日は試合の入り方も良かった。インテンシティも良く、いい第1セットだった。第2セットは接戦だった。彼は早い段階でブレークしたけど、僕はすぐに取り返した。今日の勝利の鍵は彼(ゴヨ)のサーブを無力化すること、できるだけ多くのサーブをプレーに戻すこと、彼を走らせることだったのは明らか。特に第2・第3セットの大事な場面ではうまくやれたと思う。ストレートで勝ててうれしいよ」とコメント。
勝利したジョコビッチは準々決勝、アメリカ人選手トップの世界ランク9位である第9シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは4回戦で世界ランク128位の
D・ストリッカー(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。
準々決勝のフリッツ戦に勝利した場合、準決勝では第10シードの
F・ティアフォー(アメリカ)と世界ランク47位の
B・シェルトン(アメリカ)のどちらかと対戦するジョコビッチ。アメリカ人選手との連戦について次のように語った。
「(アメリカ人選手との連戦は)想定内だよ。アメリカでホームの選手と対戦することは分かっていたこと。精神的にも準備しようと思っているよ。これから試合は厳しくなる一方だ。グランドスラムの準々決勝だからね」
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