男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は22日にシングルス本戦の組み合わせを公開し、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用して世界ランク48位として出場する
錦織圭は1回戦で同69位の
J・トンプソン(オーストラリア)と対戦することが決定した。トンプソンは今季ツアー大会で1度の準優勝、チャレンジャー大会で2度の優勝を果たしている。
>>錦織 1年9月ぶりツアー大会の初戦 1ポイント速報<<>>錦織、西岡らアトランタOPの組合せ<<29歳のトンプソンは今季2月のジョージア・ローム・チャレンジャー(アメリカ/ローム、ハード、ATPチャレンジャー)で優勝。3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では1回戦で
G・モンフィス(フランス)、2回戦で
S・チチパス(ギリシャ)を下し3回戦に進出した。
その後、1回戦・2回戦敗退が続いたトンプソンだが、5月の光州オープン(韓国/光州、ハード、ATPチャレンジャー)では2度目のチャレンジャー制覇。続く6月のリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)では2019年の同大会以来2度目の準優勝を果たした。
直近では前週のホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)に出場。準々決勝に進出するも大会を制した
A・マナリノ(フランス)に0-6, 7-6 (7-4), 2-6のフルセットで敗れている。
そのトンプソンと対戦する錦織は先月のカリビアン・オープン(プエルトリコ/パルマスデルマル、ハード、ATPチャレンジャー)で約1年8ヵ月ぶりに復帰し優勝。その後、チャレンジャー2大会の出場を経てアトランタ・オープンで2021年10月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)以来となるツアー復帰を果たすこととなる。
アトランタ・オープンに出場するのは2012年以来11年ぶり2度目。初出場となった当時は初戦となった2回戦で
R・ベランキス(リトアニア)をフルセットで下すも、準々決勝では
添田豪に2-6, 1-6のストレートで敗れていた。
両者は3度目の顔合わせで1勝1敗。直近では2021年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)2回戦で対戦しており、その時はトンプソンが7-5, 6-4, 5-7, 6-3で勝利している。
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