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加藤の混合ペア「失格だと思わない」

加藤未唯、ティム・ポイツ
(左から)加藤とポイツ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は5日、混合ダブルス準々決勝が行われ、加藤未唯/ T・ポイツ(ドイツ)組がL・ステファニー(ブラジル)/ R・マトス(ブラジル)組を7-6 (7-5), 6-2のストレートで破り、初のベスト4進出を果たした。ポイツは加藤が前日の女子ダブルス3回戦での失格騒動について「失格だとは思わない」と語った。

>>【動画】加藤未唯がボールをぶつけてしまったシーン<<

加藤はA・スーチャディ(インドネシア)と組み出場した前日の女子ダブルス3回戦で、S・ソリベス=トルモ(スペイン)/ M・ブズコバ(チェコ)組と対戦。しかし第2セット途中で加藤がボールガールにボールをぶつけてしまい失格となった。その後、自身のSNSで謝罪するとともに、賞金とポイント没収のペナルティを受けたと報告していた。

失格騒動から一夜明け行われた混合ダブルス準々決勝。加藤とポイツは第1セットをタイブレークで獲得すると、第2セットでは2度のブレークを果たし、ベスト4進出を決めた。試合終了後に加藤は涙を流した。

試合後行われた記者会見では、開始時から加藤が涙を流し会見が一時中断となるも、その後再開。加藤は現状を説明するとともに、ポイツは加藤をサポートし続けた。

>>【記事】加藤が失格騒動説明「納得できない」<<

記者から加藤に対し、英語で今回の件を説明できるかとの問いがかけられるとポイツは「ついさっき彼女(加藤)と部屋の外で話したんだけど、今、彼女が英語を説明をするのはとても難しいと思う。もし、僕の言うことが、あなたの望まないものであったら、訂正してほしい」述べた。

「まず第一に、未唯も含めて、僕らはみんな、ボールガールが無事であることを喜んでいると思う。14番コートの小さな女の子だからね。彼らにとっては、そこにいることがとても楽しみなんだ。あの場にいることに興奮している。彼女は取り乱しているように見えたんだ」

「まず、ボールガールが無事であることをみんなが喜んだ。それに加えて、未唯は今回の出来事でひどい思いをしたと思う。そのうえで、これはみんなにとってとても不幸なことだったんだ。特に未唯とその女の子にとってはね。それ以外は、そうだね、彼女はSNSで声明を出したと思う。いろいろなことが書かれていたと思う。正直なところ、僕はそれを見ていないから、彼女がそこで何を言ったのかわからない。その声明のなかに、さっきの質問に答えるようなことが書かれているといいけど」

続けて記者からポイツ自身が今回の失格についてどう思っているか質問が飛んだ。

「いい質問だね。いいえ、僕は失格だとは思わない。スーパーバイザーが実際にコート上でそのような状況にあったわけではない。どうやらルールブックには、そのときの写真を見ることができる仕組みがないようだ。その瞬間のね。彼女がボールガールに打ったことは理解できる。意図的なものではなかった。怒っていたわけでもないだろう。誰もが写真を見たと思う。写真を見ただろう?彼女がしたことは悪意があることではなかった。それにもかかわらず、ボールガールに当たってしまった」

「そうなると、2人の監督者がコートに出てこなければならない。彼らはそのシーンを見ていないかもしれない。彼らが見たのは、ボールが当たって泣いているボールガールだけだ。その瞬間にその判断を下すのは非常に難しいよ。僕は必ずしも賛成ではないが、その決断に至る気持ちは理解できると思う。現代は写真を見て比較するのは簡単なはずだ。過去数年間の他の事例と比較するのはね。とても簡単に『彼女は失格にされるべきではなかった』と言えると思う」

「そのために失格になるべきでない。あの瞬間の写真や映像を見る選択肢がないのは、もしかしたら今の時代に追加できることだと思う。特に大きなコートでは、あらゆるものを見直すことが可能な時代だから。そうだね、全体的に本当に残念なことだと思う。特にボールに当たった女の子は、昨日はいいことがなかっただろう。もちろん未唯にとっても、彼女のパートナーにとっても。ひどい状況だ」

最後にポイツは混合ダブルスまでもが失格扱いにならなかったことについて、そして加藤のサポートをし続けることを語った。

「正直なところ、ミックスのことは気にしていなかった。昨日起きたことは、とてもひどかった。もしあの出来事が男子で起こっていたらとみんな言っていたよ。昨日『ミックスをやらせてもらえることになった』と連絡があったときはうれしかった。でも、ミックスの試合自体にこだわりがあるというわけではない。ただ、願わくば彼女が、うまく説明できないけど、前に進むことができるかもしれない。もし、このまま大会から姿を消していたら、本当に残念だった」

「とにかく、もう後戻りはできないんだ。起こってしまったことだから。そして、まだここで何度か試合ができることをうれしく思う。このままパリを去るのではなく、ここで2、3試合して、いい思い出を作り、それを乗り越えたいと思う。パリの街で、昨日のような嫌な思いをすることなく、いい思い出をつくって乗り越えたいんだ」

加藤とポイツのペアは準決勝でスーチャディ/ M・ミドルコープ(オランダ)組とチャン・ハオチン(台湾)/ F・マルティン(フランス)組のどちらかと対戦する。

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