男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち上がった18歳で世界ランク119位の
A・フィス(フランス)が同じく予選勝者で同105位の
J・セルンドロ(アルゼンチン)を6-1, 1-6, 6-4のフルセットで破り、初戦突破を果たすとともに「ATPマスターズ1000」で初白星を飾った。
>>ジョコビッチ、西岡らBNLイタリア国際 組合せ・結果<<>>シフィオンテクらBNLイタリア国際 組合せ・結果<<2021年に16歳でジュニア世界ランク3位を記録し、同年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)・ジュニアでシングルス準優勝を飾った18歳のフィスは今シーズン、1月のチャレンジャー大会で優勝と準優勝。2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)とオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)では2大会連続のベスト8進出を果たす好スタートを切った。
その後は初戦敗退が続いたものの、前週のエクスプロヴァンス・オープン(フランス/エクサンプロヴァンス、クレー、ATPチャレンジャー)では8強入りしている。
今大会では予選2試合を勝ち抜き、「ATPマスターズ1000」では昨年のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)に続く2度目の本戦入りを決めた。
この日の第1セット、自身のサービスゲームで2度のブレークポイントを凌いだフィスは第1ゲームから5ゲーム連取に成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームをラブゲームでキープし、先行する。
しかし、続く第2セットではセルンドロに第1ゲームから5ゲームを連取される。リターンゲームでは4度のブレークチャンスを掴むも活かせず、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、開始から互いにサービスキープが続くと第9ゲーム、フィスは15-40とされブレークポイントを2度握られる。しかし、これを凌ぐと直後の第10ゲームでブレークに成功し、2時間9分で勝利した。
勝利したフィスは2回戦、第7シードで世界ランク7位の
H・ルーネ(デンマーク)と対戦する。今大会、シード勢は1回戦免除のためルーネはこの試合が初戦となる。
同日には世界ランク40位の
S・バエス(アルゼンチン)、同57位の
ウー・イービン(中国)、同63位の
G・バレール(フランス)、同84位の
S・ワウリンカ(スイス)らが2回戦に駒を進めている。
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