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マレー 約18年ぶりのVに王手

アンディ・マレー
決勝進出を果たしたマレー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのエクスプロヴァンス・オープン(フランス/エクサンプロヴァンス、クレー、ATPチャレンジャー)は6日、シングルス準決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している第5シードのA・マレー(イギリス)が世界ランク241位のH・マイヨ(フランス)を7-5, 6-1のストレートで破って決勝進出を果たし、2005年のビンガムトン・チャレンジャー(アメリカ/ビンガムトン、ハード、ATPチャレンジャー)以来となるチャレンジャー大会優勝に王手をかけた。

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昨年6月のサービトン・トロフィー(イギリス/サービトン、芝、ATPチャレンジャー)以来のチャレンジャー大会出場となった35歳のマレー。今大会は1回戦で世界ランク322位のG・モンフィス(フランス)、2回戦で同187位のL・ロコリ(フランス)を下し8強入りすると、準々決勝では18歳で世界ランク86位のL・ヴァン・アッシュ(フランス)をストレートで破りベスト4に駒を進めた。

この試合、マレーは3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに74パーセントの確率でポイントを獲得。4度のブレークチャンスをマイヨに与えたもののこれを全てセーブした。リターンゲームでは8度のブレークチャンスを創出し、そのうち3度ブレークに成功して1時間41分で勝利した。

2005年の8月のビンガムトン・チャレンジャー以来 約17年9ヵ月ぶりのチャレンジャー大会優勝に王手をかけた元世界ランク1位のマレーのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載されている。

「これは僕にとって大きなチャレンジになるだろうね。僕のプレーはいい状態にあると思う。ここ数試合、ずっといいプレーができていると感じているんだ。明日もいいパフォーマンスができることを願っているよ」

決勝でマレーは同じくワイルドカードで出場している第1シードのT・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは準決勝で世界ランク95位のD・ゴファン(ベルギー)を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

マレーはポールとの対戦について「トミー(ポール)はこれまでのキャリアで最高のテニスをし、素晴らしい1年を過ごしている。今週もいいプレーをしていたよ。彼は素晴らしいアスリートなんだ」と話している。

両者は2度目の顔合わせでポールの1勝。唯一の対戦は2021年11月のイントゥルム・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内 ハード、ATP250)準々決勝でそのときはポールが6-2, 3-6, 6-3のフルセットで勝利した。



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(2023年5月7日5時47分)



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