女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は3日にシングルス準々決勝が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第27シードの
P・マルティッチ(クロアチア)を6-0, 6-3のストレートで破り、準決勝進出を決めた。試合後、シフィオンテクは「日に日にプレーが良くなっている」と語った。
>>シフィオンテクらマドリッドOP女子組合せ<<>>アルカラス、チチパスらマドリッドOP男子組合せ<<前週のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)で
A・サバレンカを破って優勝を飾り、今大会に臨んでいる世界ランク1位のシフィオンテク。昨年はマッチ23連勝で4大会連続優勝を達成した後、疲労の蓄積による右肩の負傷を理由に、ムチュア・マドリッド・オープンを欠場していた。
2年ぶりの出場となった今大会、準々決勝では第16シードの
E・アレクサンドロワを6-4, 6-7 (3-7), 6-3のフルセットで破り、同大会で初のベスト8進出を果たした。
シフィオンテクは過去1戦1勝のマルティッチに対して第1セット、マルティッチのサービスゲームで13ポイント中12ポイントを奪って圧倒。わずか27分で第1セットを先取する。
第2セットは互いにサービスキープの展開となるも、第6ゲームでシフィオンテクがブレークに成功し、このリードを守って1時間9分でストレート勝ちをおさめた。
試合後のシフィオンテクのコメントが女子テニス協会のWTA公式サイトに掲載され、「日に日にプレーが良くなっている、と感じている」と語った。
「大会当初は良いプレーができるか分からなかったから、かなりすごいことだと思う。我慢してこの感覚を取り戻したいと思っていた。今日は良い日だったわ」
勝利したシフィオンテクは、準決勝で第12シードの
V・クデルメトバと対戦する。クデルメトバは同日に行われた準々決勝で、第3シードの
J・ペグラ(アメリカ)を6-4, 0-6, 6-4のフルセットで破っての勝ち上がり。両者は4度目の対戦で、これまでシフィオンテクが全てストレート勝ちをおさめている。
またもう一方の準決勝では、第2シードのA・サバレンカと第9シードの
M・サッカリ(ギリシャ)が決勝への切符をかけて対戦する。
女子シングルス準決勝は、現地4日に行われる予定。
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