26日に本戦が開幕する男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は24日にシングルス予選1回戦が行われ、第7シードの
ダニエル太郎はワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク299位のD・リンコン(スペイン)に1-6, 7-5, 2-6で敗れ、予選で姿を消した。
>>西岡、アルカラスらマドリッドOP組合せ<<30歳のダニエルはマドリッド・オープンに2019年以来、4年ぶり2度目の出場。初出場となった当時は予選1回戦で
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)に6-3, 3-6, 6-7 (2-7)の逆転で敗れている。
ダニエルは先月開催されたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で、2大会連続で3回戦進出を果たす。
しかし、今月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では予選決勝で敗退。前週のスルプスカ・オープン(ボスニア・ヘルツェゴビナ/バニャ・ルカ、クレー、ATP250)では初戦敗退を喫し、今大会に臨んでいる。
2試合勝利すると本戦出場が決まるこの予選、ダニエルは初対戦となった20歳のリンコンに対して第1セットは1度もサービスキープをすることができず、わずか28分で先行される。
第2セットに入ると、互いにブレークチャンスを与えずにサービスキープを続ける。ダニエルはゲームカウント6-5で迎えた第12ゲーム、15-40で掴んだ2本のセットポイントを逃すも、3度目のセットポイントを決めて1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、勢いに乗りたいダニエルだったが第1ゲームでブレークを許すと、第7ゲームもキープすることができず。ダニエルは1度もブレークチャンスを掴めず、2時間8分で敗れた。
勝利したリンコンは予選決勝で、第21シードで世界ランク128位の
H・グルニエ(フランス)と同143位のL・クライン(スロバキア)の勝者と対戦する。
また日本勢では予選第13シードで世界ランク117位の
綿貫陽介と、今週キャリアハイを更新した同150位の
内田海智が同日に行われる予選1回戦に臨む。
本戦には世界ランク34位の
西岡良仁が第28シードとして出場する。
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