男子テニスのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)は23日、シングルス決勝が行われ、昨年王者で第1シードの
H・ルーネ(デンマーク)が第4シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を6-4, 1-6, 7-6 (7-3)のフルセットで破り、2年連続の優勝を飾った。試合後には「大きな自信になった」と語った。
>>ルーネ、ズべレフらBMWオープン組合せ<<19歳のルーネは前々週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で大会初の準優勝を果たし今大会へ臨んだ。
両者は昨年の同大会決勝でも顔を合わせており、その時は第1セットのゲームカウント3-4の時点でファン・デ・ザンスフルプが途中棄権を申告し、ルーネがツアー初優勝を果たしていた。
この試合、ルーネはファーストサービスが入った時に62パーセントの確率でポイントを獲得。ファイナルセットではメディカルタイムアウトを取るも、リターンゲームでは5度のブレークに成功し、2時間52分で勝利した。
大会のインスタグラムは、10代の間にツアー4勝目を挙げたルーネのインタビュー動画を掲載し「ミュンヘンで2つ目のタイトルを獲得した。信じられないような決勝戦で、マッチポイントを凌いだし、将来に向けて大きな自信になったよ。観客の皆さん、本当にありがとう」とコメントした。
一方、敗れたファン・デ・ザンスフルプは、昨年に続き悔しい準優勝となった。
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